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ノーベル医学生理学賞受賞「大隅良典氏」のオートファジーって?
2016年10月21日
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世界で最も栄誉ある賞のひとつといわれる「ノーベル賞」。2016年、ノーベル医学・生理学賞を大隅良典氏(東京工業大学 栄誉教授)が受賞しました。
大隅教授の業績である「オートファジーの研究」。オートファジーとは、一体どのようなものなのでしょうか。

■オートファジーは「モノ」では無く「機能」
Autophagy(オートファジー)のAutoはギリシャ語で「自己」、Phagyは「食べる」という意味です。食べると言っても、モグモグ食べるのでは無く、細胞が自己成分を分解する機能のことです。
オートファジーは、細胞内の不要なタンパク質が分解し、さらに分解した不要なタンパク質を再利用して新しいタンパク質を作ります。つまり、細胞内で不要になった廃品を回収して、再び使用できる物にリサイクルするイメージです。

■ノーベル賞を受賞した研究
細胞の中でタンパク質が分解される事は、すでに1990年代には分かっていましたが、どうやってそれが起こるのかという仕組みは、これまで解明されていませんでした。そこで大隅教授は、酵母の細胞内でタンパク質が分解される様子を、電子顕微鏡で観察することを試み、成功しました。様々な研究を進めるに当たり、非常に有利な発見です。

その後も大隅教授は、15種類のオートファジーに関係する遺伝子を発見し、世界中で様々な研究が進められています。これらの業績を元に、今回の受賞となったそうです。

■オートファジーに今後期待されること
現在、脳内に不要なタンパク質が溜まることが原因とも言われている、パーキンソン病やアルツハイマー病。オートファジーの活用により、タンパク質を一掃する研究が進められています。
また、がんの予防にも有効だと考えられていて、すでに臨床試験も始まっているそうです。

いかがでしたか?「オートファジー」という言葉を今回の受賞で初めて聞いた方も多いと思います。
オートファジーの意味が分かれば、自分の身体の中でも起こっているオートファジーという現象が、少しだけ身近に感じませんか。

【引用】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B8%E3%83%BC
http://www.cellcycle.m.u-tokyo.ac.jp/research/
http://hounote.com/archives/k/4154
http://arm-pit.net/auto-phagy/
http://blogos.com/article/194260/


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