治験ホーム > CTリサーチ 第六回:「労働者の疲労蓄積度に関する意識調査」

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「CTリサーチ」では、医療・健康・治験などに関する各種アンケートリサーチ調査を実施し、その結果を随時公開して参ります。

第六回 労働者の疲労蓄積度に関する意識調査

【調査背景】…アンケート実施期間:2014年6月22日~7月5日
厚生労働省は、「過重労働による健康障害防止のための総合対策」を策定し、時間外・休日労働の削減や、一定時間以上の時間外・休日労働を行わせた場合の健康管理措置の徹底について周知を図っています。長時間にわたる過重な労働は、疲労の蓄積をもたらす最も重要な要因と考えられ、さらには、脳出血・心筋梗塞などの脳・心臓疾患の発症との関連性が強いという医学的知見が得られています。
『CTリサーチ』では、厚生労働省の『労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト』を元にアンケートを作成し、実際に会員の皆さまに、どれぐらいの仕事による負担がかかっているか?というのをリサーチさせていただきました。結果は
・就業形態
・職位
・職種
の3つの観点から、集計致しました。また各問の先頭にご自身の点数を計算できるチェックリストをお付け致しましたので、ご自身の点数とも比較しながらご覧下さい。
 こちらの厚生労働省のホームページを参照しました。

【回答者属性】…対象:1703名
住まい 性別 年齢
就業形態 職位 職種
あなたの就業形態・職位・職種をお選び下さい。

就業形態
職位
職種
【注】お選びいただくと、下記において該当されるところに色がつきます。

問1 労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト~自覚症状編~

・最近1か月間の自覚症状について、各質問に対し最も当てはまる項目にチェックを付けてください。

  1. イライラする ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
  2. 不安だ ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
  3. 落ち着かない ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
  4. ゆううつだ ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
  5. よく眠れない ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
  6. 体の調子が悪い ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
  7. 物事に集中できない ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
  8. することに間違いが多い ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
  9. 仕事中、強い眠気に襲われる ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
 10. やる気が出ない ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
 11. へとへとだ(運動後を除く) ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
 12. 朝起きた時、ぐったりした疲れを感じる ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)
 13. 以前とくらべて、疲れやすい ほとんどない (0) 時々ある (1) よくある (3)

<自覚症状の評価>各々の答えの( )内の数字を全て加算したものが点数になります。

 あなたの現在の合計点は -- 点 です。残りの質問数は 13 です。

I 0-4点 II 5-10点 III 11-20点 IV 21点以上
【注】合計点数が高いほど、疲労が蓄積されている可能性が高くなります。
【就業形態別】
  I(0~4点) Ⅱ(5~10点) Ⅲ(11~20点) Ⅳ(21点以上) 平均点
自営業 17.4% 34.1% 34.7% 13.8% 11.3
正社員 15.0% 26.3% 37.0% 21.7% 13.7
契約社員 21.1% 25.0% 32.9% 21.1% 12.9
派遣社員 12.6% 23.2% 40.0% 24.2% 15.2
パート 18.2% 26.8% 35.4% 19.6% 13.2
アルバイト 14.9% 31.0% 33.3% 20.8% 13.5
その他 24.6% 26.3% 31.3% 17.9% 11.9
全体 17.1% 27.4% 35.4% 20.1% 13.2
【職位別】
  I(0~4点) Ⅱ(5~10点) Ⅲ(11~20点) Ⅳ(21点以上) 平均点
一般職 13.9% 26.8% 35.6% 23.7% 14.2
主任・リーダー級 13.0% 21.4% 44.3% 21.4% 14.4
係長級 24.3% 28.6% 27.1% 20.0% 12.3
課長級 13.5% 36.5% 36.5% 13.5% 12.0
部長級 18.5% 24.6% 43.1% 13.8% 12.1
経営者または役員 20.3% 27.8% 35.3% 16.5% 11.7
その他 21.7% 28.0% 32.6% 17.7% 12.2
全体 17.1% 27.4% 35.4% 20.1% 13.2
【職種別】
  I(0~4点) Ⅱ(5~10点) Ⅲ(11~20点) Ⅳ(21点以上) 平均点
事務系 14.4% 27.4% 38.0% 20.1% 13.5
接客・販売系 16.9% 23.8% 40.3% 19.0% 13.2
製造・物流・作業系 15.7% 25.8% 39.3% 19.1% 13.2
IT・エンジニア系 12.1% 29.0% 32.7% 26.2% 14.7
研究・開発系 19.0% 27.0% 39.7% 14.3% 12.4
テレマーケティング系 11.1% 11.1% 50.0% 27.8% 15.8
金融系 15.0% 32.5% 32.5% 20.0% 13.5
語学系 15.4% 61.5% 23.1% 0.0% 8.5
医療系 18.8% 25.9% 35.3% 20.0% 13.0
その他 21.6% 29.0% 28.5% 20.9% 12.5
全体 17.1% 27.4% 35.4% 20.1% 13.2
  

派遣社員は疲労が蓄積する!?多くの方に自覚症状が!

就業形態別傾向
「派遣社員」の平均点は全体よりも2点高く、全13問中11問において、"よくある"の割合が一番多い結果となりました。このことから他の就業形態よりも、疲労蓄積度の自覚症状が多く出る傾向がわかります。
職位別傾向
「一般職」・「主任・リーダー級」は平均点が14点以上と高いですが、「係長」以上になると平均点が約12点まで低くなります。このことから、職位が低いほど疲労蓄積の自覚症状が出る傾向がわかります。
職種別傾向
「テレマーケティング系」と「IT・エンジニア系」の平均点が他の職種より高い結果となりました。また「語学系」は他の職種よりもかなり平均点が低い結果になりました。

問2 労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト~勤務の状況編~

・最近1か月間の勤務の状況について、各質問に対し最も当てはまる項目にチェックを付けてください。

  1. 1か月の時間外労働 ない又は適当 (0) 多い (1) 非常に多い (3)
  2. 不規則な勤務(★1) 少ない (0) 多い (1)  
  3. 出張に伴う負担(★2) ない又は小さい (0) 大きい (1)  
  4. 深夜勤務に伴う負担(★3) ない又は小さい (0) 大きい (1) 非常に大きい (3)
  5. 休憩・仮眠の時間数及び施設 適切である (0) 不適切である (1)  
  6. 仕事についての精神的負担 小さい (0) 大きい (1) 非常に大きい (3)
  7. 仕事についての身体的負担(★4) 小さい (0) 大きい (1) 非常に大きい (3)
  • ★1:予定の変更、突然の仕事
  • ★2:頻度・拘束時間・時差など
  • ★3:深夜勤務の頻度や時間数などから総合的に判断して下さい。
       深夜勤務は、深夜時間帯(午後10時-午前5時)の一部または全部を含む勤務を言います。
  • ★4:肉体的作業や寒冷・暑熱作業などの身体的な面での負担

<勤務の状況の評価>各々の答えの( )内の数字を全て加算したものが点数になります。

 あなたの合計点は --点 です。残りの質問数は 7 です。

A 0点 B 1-2点 C 3-5点 D 6点以上
【注】合計点数が高いほど、疲労が蓄積されている可能性が高くなります。
【就業形態別】
  I(0点) Ⅱ(1~2点) Ⅲ(3~5点) Ⅳ(6点以上) 平均点
自営業 26.9% 34.1% 18.6% 20.4% 2.8
正社員 21.1% 34.5% 24.6% 19.8% 3.1
契約社員 26.3% 35.5% 30.3% 7.9% 2.3
派遣社員 34.7% 34.7% 22.1% 8.4% 2.0
パート 32.1% 39.7% 23.4% 4.8% 1.8
アルバイト 36.3% 32.1% 16.7% 14.9% 2.4
その他 64.2% 20.8% 6.3% 8.8% 1.3
全体 31.6% 33.0% 20.6% 14.8% 2.5
【職位別】
  I(0点) Ⅱ(1~2点) Ⅲ(3~5点) Ⅳ(6点以上) 平均点
一般職 28.4% 37.0% 20.8% 13.8% 2.5
主任・リーダー級 15.3% 23.7% 32.8% 28.2% 4.0
係長級 24.3% 32.9% 22.9% 20.0% 3.3
課長級 20.2% 39.4% 25.0% 15.4% 2.6
部長級 18.5% 35.4% 30.8% 15.4% 3.1
経営者または役員 21.1% 30.8% 24.1% 24.1% 3.5
その他 49.3% 28.4% 13.3% 9.1% 1.6
全体 31.6% 33.0% 20.6% 14.8% 2.5
【職種別】
  I(0点) Ⅱ(1~2点) Ⅲ(3~5点) Ⅳ(6点以上) 平均点
事務系 31.7% 40.2% 19.3% 8.7% 1.9
接客・販売系 29.8% 25.4% 24.6% 20.2% 3.1
製造・物流・作業系 17.4% 36.0% 29.2% 17.4% 3.2
IT・エンジニア系 29.0% 29.9% 25.2% 15.9% 2.7
研究・開発系 27.0% 34.9% 27.0% 11.1% 2.4
テレマーケティング系 38.9% 38.9% 5.6% 16.7% 1.9
金融系 17.5% 27.5% 35.0% 20.0% 3.3
語学系 15.4% 53.8% 15.4% 15.4% 2.4
医療系 16.5% 34.1% 21.2% 28.2% 3.8
その他 43.4% 28.1% 13.9% 14.6% 2.2
全体 31.6% 33.0% 20.6% 14.8% 2.5
  

勤務状況が悪い「医療系」。深夜勤務が多く、肉体的負担・精神的負担がかなり大きい。

就業形態別傾向
「正社員」の平均点が一番高く、勤務の状況による疲労蓄積度が一番高いことが予想されます。他の就業形態よりも残業・出張が多いようです。
職位別傾向
「主任・リーダー級」の平均点が一番高い結果となりました。上司と部下の間にはさまれ仕事量が多くなるのでしょうか?
職種別傾向
「医療系」の平均点が一番高い結果となりました。深夜勤務が多く、肉体的負担やまた命を預かる仕事から精神的負担もかなり大きいようです。


問3 労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト~総合判定~

現在のあなたの疲労蓄積度に関する自覚症状は -- です。勤務状況は -- です。

【注】問1・問2にございます、すべての問にチェックしていただきますと、あなたの仕事による負担度点数がわかります。

【仕事による負担度点数表】
  勤務の状況
A B C D
自覚症状 I 0 0 2 4
II 0 1 3 5
III 0 2 4 6
IV 1 3 5 7

*糖尿病や高血圧症等の疾病がある方の場合は判定が正しく行われない可能性があります。

判 定 点 数 仕事による負担度
0~1 低いと考えられる
2~3 やや高いと考えられる
4~5 高いと考えられる
6~7 非常に高いと考えられる
【就業形態別】
  0~1点 2~3点 4~5点 6~7点 平均点
自営業 46.1% 24.0% 13.8% 16.2% 2.4
正社員 38.0% 24.5% 21.3% 16.3% 2.7
契約社員 39.5% 36.8% 17.1% 6.6% 2.2
派遣社員 47.4% 28.4% 15.8% 8.4% 2.1
パート 47.8% 29.2% 18.7% 4.3% 1.9
アルバイト 50.0% 20.8% 18.5% 10.7% 2.1
その他 69.6% 16.7% 5.4% 8.3% 1.3
全体 46.2% 24.3% 17.2% 12.3% 2.3
【職位別】
  0~1点 2~3点 4~5点 6~7点 平均点
一般職 43.3% 27.0% 18.3% 11.3% 2.4
主任・リーダー級 25.2% 22.9% 28.2% 23.7% 3.4
係長級 38.6% 30.0% 18.6% 12.9% 2.5
課長級 45.2% 24.0% 18.3% 12.5% 2.4
部長級 41.5% 20.0% 23.1% 15.4% 2.6
経営者または役員 39.8% 21.8% 20.3% 18.0% 2.7
その他 60.2% 21.1% 10.3% 8.4% 1.6
全体 46.2% 24.3% 17.2% 12.3% 2.3
 
【職種別】
  0~1点 2~3点 4~5点 6~7点 平均点
事務系 47.4% 28.9% 16.7% 7.1% 2.0
接客・販売系 39.9% 22.2% 21.4% 16.5% 2.6
製造・物流・作業系 34.8% 27.0% 25.3% 12.9% 2.7
IT・エンジニア系 42.1% 22.4% 21.5% 14.0% 2.6
研究・開発系 42.9% 27.0% 23.8% 6.3% 2.2
テレマーケティング系 38.9% 44.4% 5.6% 11.1% 2.1
金融系 37.5% 22.5% 20.0% 20.0% 2.9
語学系 61.5% 15.4% 23.1% 0.0% 1.8
医療系 36.5% 22.4% 17.6% 23.5% 3.0
その他 56.6% 19.6% 10.5% 13.3% 2.0
全体 46.2% 24.3% 17.2% 12.3% 2.3
  

全体の54%が仕事による負担度「やや高い・高い・非常に高い」

就業形態別傾向
「正社員」の平均点が一番高く、仕事による負担度が高いことが考えられます。「派遣社員」は自覚症状では一番平均点が高かったのですが、残業・出張・深夜勤務が他の就業形態よりも少なく、平均点が高くない結果となりました。
職位別傾向
「主任・リーダー級」の平均点が一番高く、仕事による負担度が高いことが考えられます。疲労蓄積度に関する自覚症状・勤務の状況ともに平均点が一番高い結果となりました。
職種別傾向
「医療系」の平均点が一番高く、仕事による負担度が高いことが考えられます。現在問題になっている「医師・看護師不足」はその過酷な勤務状況が原因の1つといわれています。

総評

日本人は仕事でお疲れ?54%に仕事による負担

厚生労働省の『労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト』を元にアンケートにお答えいただいた結果、全体の54%の人が仕事による負担度が「やや高い・高い・非常に高い」に分類されることがわかり、半分以上の人に仕事の負担がかかっていることが考えられる結果になりました。

時間外労働(1週当たり40時間を超える部分)は、仕事による負荷を大きくするだけでなく、睡眠・休養の機会を減少させ、疲労蓄積の重要な原因の1つと考えられています。 また時間外労働時間は脳出血・心筋梗塞などの健康障害のリスクとの関連性が医学的に推定されています。 厚生労働省の『労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト』に回答すると医学研究の結果などに基づいて、仕事による負担度が判定できます。もし今回仕事による負担度が「やや高い・高い・非常に高い」と考えられた人は、勤務状況を見直してみてはいかがでしょうか?

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