治験ホーム > CTリサーチ 第九回:「治験に関する意識調査」

CTリサーチ

「CTリサーチ」では、医療・健康・治験などに関する各種アンケートリサーチ調査を実施し、その結果を随時公開して参ります。

第九回 『治験』に関する意識調査

【調査背景】
弊社は、お薬・健康食品・化粧品などの臨床試験に関する募集支援業務を行っております。
その中の 『新薬開発のための臨床試験』『治験』 と言います。
(注)それ以外(市販薬、健康食品、化粧品など)の臨床試験は治験ではありません。
『治験』に対しての意識調査を、生活向上会員様向けに行いました。

【回答者属性】…対象:4087名
住まい 性別 年齢

【治験参加状況】

参加したことがある 11%
事前健診で該当しなかった(*1) 10%
健康食品や化粧品などの臨床試験のみ 5%
参加したことがない 74%

(*1)事前健診とは、治験の前に行う身体検査・問診で、これに該当しないと治験に参加できない。

  

【治験参加フェーズ】
・I相⇒疾患がない方を対象に、薬の安全性・代謝性などを調べる試験(主に入院試験が多い)
・II・III相試験⇒疾患がある方を対象に、薬の効果などを調べる試験(主に通院試験が多い)

I相試験 35%
II・III相試験 52%
両方参加したことがある 13%

【希望臨床試験タイプ】

治験(新薬開発のための臨床試験) 66%
健康食品の臨床試験(トクホ認定のため) 94%
コスメ・化粧品の臨床試験 66%
参加したくない 6%
問1 治験のイメージに当てはまるものをお選び下さい。(複数選択可)
問1のグラフ

新薬開発 84%
副作用がこわい 50%
人体実験 48%
社会貢献ができる 44%
無料で治療ができる 40%
最先端の治療を受けることができる 38%
高額アルバイト・裏アルバイト 37%
監禁・拘束される 8%
【少数】都市伝説:2%、その他:1%、特になし:4%

一番のイメージは「新薬開発」。また人体実験・副作用も約50%

コメント
『治験』とは『新薬開発の臨床試験』であるので、「新薬開発」の割合が84%と多くの方が選択しました。また、「人体実験」・「副作用がこわい」の割合が約50%となり、治験に対して良くないイメージを持たれている方が多い事がわかりました。

問2 治験に参加する(したいと思う)理由は何ですか?(複数選択可)
問2のグラフ

高額の協力費 57%
最先端の治療を受けることができる 47%
社会貢献のため 44%
医師による細かい診察 38%
治療費の削減 29%
ない 8%
【少数】友達ができる:2%、医師・看護師と出会いたい:2%、その他:5%

治験に参加したい理由は「高額の協力費」・「最先端の治療を受けることができる」

コメント
「高額の協力費」の割合が57%と一番多いのですが、「最先端の治療を受けることができる」の割合も47%と多く、約半分の方が選択しました。治験は、最新の治療薬・治療方法による診療を受けることができる良い機会でもあるのです。

問3 治験に参加しない(したくないと思う)理由は何ですか?(複数選択可)
問3のグラフ

副作用がこわい 51%
時間が合わない 37%
条件が合わない 37%
情報公開が少ない 14%
プラセボ(偽薬)の可能性がある 10%
ない 25%
【少数】病院の対応が悪い:2%、その他:3%

治験に参加したくない理由は「副作用がこわい」

コメント
「副作用がこわい」の割合が51%と、半分以上の方が選択しました。治験は、副作用に関する情報開示が少ないため、多くの会員の皆様が不安に感じられているようです。

問4 【治験の本試験に参加されたことがある方のみ】
治験に参加して、良かったこと・悪かったことは何ですか?(複数選択可)

 【良かったこと】
  I相参加経験者 II・III相参加経験者 全体
社会貢献ができた 37% 37% 38%
高額の協力費がもらえた 40% 35% 39%
治療費が安く済んだ 8% 28% 20%
最先端の治療を受けることができた 10% 27% 21%
医師に細かく検査してもらえた 27% 41% 36%
人との出会い(友達ができたなど) 9% 3% 6%
待ち時間を自由に過ごせた 11% 2% 6%
その他 8% 7% 7%

 【悪かったこと】
  I相参加経験者 II・III相参加経験者 全体
情報公開が少ない 17% 18% 18%
協力費が安い 17% 15% 16%
副作用が出た 2% 3% 3%
弊社の対応 0% 1% 1%
病院の対応 5% 4% 5%
プラセボ(偽薬)の可能性がある 9% 16% 14%
採血が多い 25% 18% 22%
拘束時間が長い 22% 20% 22%
自由な時間が少ない 3% 2% 3%
その他 10% 15% 13%

II・III相参加経験者の41%が『医師による細かい診察』を魅力に感じる

コメント
II・III相参加経験者の41%が「医師による細かい診察」を選択しました。治験の魅力の一つとして「医師による細かい診察」が挙げられます。担当医が細心の注意を払いながら診察を行い、治療方法を検討していく形になります。

問5 あなたが思う、治験の一番の魅力は何ですか?
問5のグラフ

高額の協力費 33%
最先端の治療が受けられる 22%
社会貢献 18%
医師による細かい診察 12%
治療費の削減 6%
楽してお金がもらえる 4%
人との出会い 1%
魅力はない 3%

治験の一番の魅力は「高額の協力費」。もっと他の魅力も!

コメント
「高額の協力費」の割合が33%と、3分の1の方が魅力に感じているようです。しかし残りの3分の2の方は、「最先端の治療が受けられる」・「社会貢献ができる」・「医師による細かい診察が受けられる」などに魅力に感じております。その魅力をもっと伝えることが、治験の人手不足の解消につながり、ドラッグラグ(海外では承認されている薬が日本では承認されていない状態)に対する、解決につながっていくと思います。

総評

治験の魅力=「高額の協力費」?もっと魅力がいっぱい!

治験は「人体実験」・「副作用がこわい」など、あまりいいイメージを持たれていません。
その原因の1つとして、数年前まで治験の募集は「口コミ」のみで行っていたことから、「高額アルバイト・裏アルバイト」というイメージを持つ人が多いことが考えられます。
治験は、副作用が出る可能性があり「副作用がこわい」と思われる方が多いのは、当然だと思います。しかし、その不安を払拭するだけの、製薬メーカーと病院側からの保障・処置の制度があります。
また治験の魅力を「高額の協力費」と感じている方が多いようですが、治験には「最先端の治療が受けられる」・「社会貢献ができる」・「医師による細かい診察が受けられる」など他の魅力もたくさんあります。弊社と致しましても、その魅力を会員の皆様にお伝えする努力を続けていきたいと思っております。

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