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- 試験の概要
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強いかゆみで悩んでいる方や、もりあがりのある皮疹をお持ちの方が対象の通院試験です。
後天性反応性穿孔性膠原繊維症(こうてんせいはんのうせんこうせいこうげんせんい)(ARPC)の症状をお持ちの方を対象とした試験です。
※後天性反応性穿孔性膠原線維症(ARPC)とは
ARPCは強いかゆみを伴う、もりあがりのある皮疹を特徴とした皮膚の病気で、18歳を過ぎてから発症するとされています。
皮疹は中央にクレータ状のくぼみが認められ、この皮疹からは変性コラーゲン(皮膚の成分)が排出されることも特徴の一つです。
皮疹は体幹や四肢を中心に全身に認められます。かゆみや皮疹の見た目のせいで、睡眠や生活面でも弊害(へいがい)を受けている方もいらっしゃいます。
また、糖尿病や慢性腎臓病(透析)を合併していることが多いとされています。
治験薬は注射剤となり、症状を抑えられる可能性が期待されています。
事前検診参加後、治験参加が決定した場合、約27週間で10回程度通院していただき専門医の診察・検査を受けながらご参加頂きます。
[後天性反応性穿孔性膠原線維症(ARPC)の参考写真]
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- おすすめ
ポイント - 専門の医療機関にて検査をお受けいただけます。
- おすすめ
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- 募集状況
- 募集中
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- 実施場所
- [東北]岩手県
[九州]福岡県
※実施場所は変更する可能性がございます。
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- 対象疾患
- 後天性反応性穿孔性膠原繊維症
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- 参加条件
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【基本参加条件】
性別: 男女
年齢範囲: 18歳以上
【その他参加条件】
【参加条件(一部抜粋)】
◇後天性反応性穿孔性膠原症(ARPC)と診断された方または、症状がある方
◇強いかゆみでお悩みの方
◇かゆみにより目が覚めたり、眠れない日がある方
【除外条件(あてはまる方はご参加いただけません)】
◆ 心臓、肺、肝臓、腎臓、血液などに重い病気がある方
◆ 妊娠をしている方、授乳中の方、並びに妊娠している可能性のある方
※その他にも条件がございます。応募アンケートで確認しております
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- 負担軽減費
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- 実施内容
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【本試験】
実施期間:約27週、約10回の通院となります。
※担当医師の判断により健康状態を確認した方が良いと判断した場合は、
再度来院して検査することもあります。その場合、治験に参加する期間は 27週間以上、10回以上になることもあります。
※治験の詳細なスケジュールについては、治験参加時に医療機関よりご説明いたします。
【治験薬】
・治験薬(注射剤)を4週間隔で投与いたします。
・実薬とプラセボ(偽薬)の2種類あり、プラセボに当たる可能性があります。
※プラセボは、治験薬と見た目は同じだが、有効成分を含まない治験薬のことです。
【検査内容】
皮膚生体検査(1年以内に同検査にて診断されていない方を対象に実施)、身長体重測定、血液検査、写真撮影、心電図検査、尿検査、医師の問診、妊娠検査(女性のみ) など
※皮膚生体検査とは、患部の一部を針やメスなどで採取して、顕微鏡などで拡大して見て調べる検査のことです。
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- 応募後の流れ
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【1】応募アンケート回答
【2】アンケート回答時に結果を画面にて確認
・結果「適格」の場合、担当会社からの連絡をお待ちください
・結果「不適格」の場合は終了
【3】担当会社によるお電話での条件確認
【4】上記の結果により、来院可否が決定
【5】日程調整後、ご来院いただき同意取得
【6】診察・検査を実施し、参加条件に当てはまった方は登録(不適格となった方は中止となります)
【7】登録された方のうち、次回来院時の診察・検査にて再度参加条件に当てはまった方が治験薬投与に移行(不適格となった方は中止となります)