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がんの治験情報について

 

現在日本では年間に約100万人もの人々が様々ながんに罹患されています。

しかし、現在の日本ではがん患者や医師が治験の情報を知る機会が少なく、治療のひとつに「治験」という選択肢があるという事を広く認知されていない状況や、医師をはじめ、がん患者や家族、一般の方々に正しく理解されているとは言えないのが現状です。


がんの治験情報を探すには

生活向上WEBでは、様々な治験やモニター募集情報を掲載していますが、近年では、がんの治験も増えており、生活向上WEBでも募集を行うことがあります。

 

がんの治験に特化して情報を探す場合、国立がん研究センターの『がん情報サービス』というサイトは、がんの領域、都道府県、年齢を選んで対象となる治験の情報を検索することができます。

 

また、生活向上WEBの運営元、クリニカル・トライアルでも、がん情報サイト『オンコロ』を運営しており、治験はもちろん、エビデンスに基づいて正しいがんの情報なども発信しています。

 

がん情報サイト『オンコロ』とは

がん患者・家族・がん医療に関わる全ての人に対し、がんの治験・臨床試験を含む有益ながん医療情報を発信するポータルサイトです。

オンコロには毎月約16万人の方が訪問されています。

ネットで「がん治療」と検索して、そこにどれだけ本物の情報があるでしょうか。

多くのジャンク情報が世の中にあふれる中、オンコロではスタッフが注目した、患者やご家族、その他がん治療に関わる方に必要だと思われるがん情報やニュースを紹介しています。

そして、がんに関する様々な事象の独自調査結果をまとめており、がん患者や家族の関心の高いこと、医療の問題点となりうることを取り上げています。

また、体験談として、がん患者・家族・医療従事者および製薬会社の方まで、がんに関わる全ての方に向けたインタビューを掲載しています。

告知、治療、副作用について、当時の心情を語られています。

製薬会社のプレスリリースや学会での発表など、情報は点在しており、個人で探すにはとても骨の折れる作業です。

オンコロでは、国内外問わず既存薬の新しい治療効果、副作用のリリース情報、臨床試験の結果、学会の動向等、最新情報を随時配信しています。

オンコロは、多数あるがんの臨床試験(治験)の紹介窓口となり、がんの治験情報を紹介しています。

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肺がんとは

肺は呼吸をつかさどる臓器です。

呼吸は口や鼻から吸った空気が気管から樹枝のように広がった気管支を通って肺胞という小さな袋に入り、そこで血液中の二酸化炭素と空気中の酸素を交換(ガス交換)することにより営まれています。

肺がんは、空気の通り道である気管や気管支、ガス交換の場である肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したものです。

肺がんの主たる原因は喫煙で、中心型の扁平上皮がんと小細胞肺がんは喫煙と深く関係しています。

しかし、末梢型の腺がん、大細胞がんは喫煙との関連が低く、非喫煙者でも発症します。

肺がんの罹患率は40歳代後半から増え始め、高齢になるほど高くなります。

肺がんは無症状のうちに進行し、ほかのがんよりも転移しやすいため、治りにくいがんの1つであるといわれています。

肺がんの症状

肺がんが疑われるのは、

1、咳、痰、血痰、呼吸時のゼーゼー音(喘ぜんめい鳴)、息切れ、呼吸困難、声のかれ、胸痛など、呼吸器に関連する症状がみられるとき

2、頭痛、吐き気、手足の麻痺、背部痛、黄疸など肺がんが転移しやすい脳、骨、肝臓などに関連する症状がみられるとき

3、集団検診や定期健康診断で撮影した胸部X線写真で異常がみられたときなどです。

ただ、これらは肺がん特有の症状でないため、自覚症状ないままに健康診断や検診などで見つかる場合があります。

よって咳や痰などの症状が長く続く場合には、医療機関を受診することをおすすめします。

肺がんの治療法

肺がんを治すために行われる治療には、手術、放射線療法、薬物療法 (化学療法)の3つがあります。  

手術、放射線療法が肺がんそのもの(病巣局所)に的を絞って行われる局所療法であるのに対して、薬物療法は肺がん(病巣)がいくつかある、あるいは肉眼的に限局しているようでも全身にがん細胞が散らばっている可能性がある場合に行われる全身療法であるという点で異なります。

手術療法

手術は根治を目的に、がんが限られた範囲にとどまり、全身状態が手術に耐えられ、術後の呼吸機能が保たれる場合に実施されます。

がん病巣の部分だけでなく、病巣のある肺葉や周囲のリンパ節なども一緒に取り除くのが一般的です。

手術によって体内のがんをすべて切除し取り除く(根治)ことが可能ですが、術後に肺炎、肺塞栓、膿胸、気管支瘻ろう、声のかすれ、無気肺などの合併症を生じることもあります。

化学療法

非小細胞肺がんの薬物療法には、殺細胞性抗がん剤を用いた化学療法と、分子標的薬を用いた分子標的治療があります。

がんの再発・転移を防ぐために、手術や放射線療法と組み合わせて、あるいは単独で行われます。

非小細胞肺がんの薬物療法には、抗がん剤によってがんの増殖を抑え、がん細胞を破壊する化学療法と、がん細胞だけが持つ生存・増殖に関与する物質を標的にした分子標的治療があります。

放射線療法

放射線療法では根治をめざすほか、症状緩和、転移や再発の予防などを目的に単独あるいは化学療法との併用で、直線加速器(リニアック)から発生する高エネルギーX線を何度も繰り返し照射する治療が行われます。

放射線は、分裂中の細胞のDNAを損傷し、分裂・増殖を阻止します。

この性質を利用し、分裂スピードの速いがん細胞を破壊するのが放射線療法です。

ここまでがんについて説明してきましたが、次は日本が代表する研究センター【国立がん研究センター】について説明したいと思います。


国立がん研究センター

この便利な世の中であるが故に情報が溢れかえり、何が正しくて何が間違っているのかの選択が非常に難しくなっています。

ましてや自分の生死に関わる情報が幾重にも枝分かれした情報だったとしたらどうでしょうか。

特に医療の分野に関しては、治療法しかり、その対象となる患者の容体に応じて変化するため、何が適しているかは最終的には自分で選択するかしかありません。

しかしながら、情報の中でもしっかりと根拠(エビデンス)があるものがあります。それは【数字】です。

がんの情報に関しては、国立がん研究センターの【がん対策情報センター】が発信してる情報が【正しい】という認識ではなくエビデンスに基づいた個人の主観に左右されない情報を常に更新してます。

 

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全国肺がん遺伝子診断ネットワーク「LC-SCRUM-Japan」

現在、日本ではがん死亡原因として最多となるのが肺がんです。

年間に13万人が肺がんを発症し、7万人超の患者が肺がんで死亡しています。

また、 肺がんの約85%を占める非小細胞肺がんにおいては、3人に2人の患者が手術不可能の進行がんとして発見され、抗がん剤による治療を受けています。

近年では様々な治療法が開発されている中、国立研究がん研究センターでは遺伝子変化からの原因分析に着目し2017年12月より、肺がんの患者さんを対象として、血液を用いた遺伝子解析を開始しました。

肺がんの患者さんから血液を採取し、血液中にわずかに存在するがんの遺伝子を検出し、その遺伝子の変化を調べます。

従来のように、内視鏡や針などを使って肺がんの組織を採取し遺伝子の変化を調べる方法は、患者さんへの負担が大きく、繰り返し行うのがなかなか困難です。

一方で、今回のように、血液を採取して肺がんの遺伝子変化を調べることができれば、患者さんの負担が少なく、より簡便で短時間に、繰り返し遺伝子の変化を把握することができるようになります。

また、この全国肺がん遺伝子診断ネットワーク「LC-SCRUM-Japan」の実施結果として、"2017年5月にROS1肺がんに対する治療薬"としてクリゾチニブの適応拡大が承認されました。

生活向上WEBで掲載している情報は、情報伝達目的で掲載されたものであり、治療の正確性や安全性を保証するものではありません。 このHPの情報によって起こったいかなる結果に対しても一切責任は負えませんことをお断りいたします。
本記事の間違いやご指摘については【こちら】にてお問い合わせください。

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