何!この感覚(前立腺肥大の治験)
治験(疾患お持ち方) 浜の川信 さん(60代・男)【神奈川県】
2020/01/27
前立腺肥大の治験に参加を申し込み、事前検査に臨んだ。
一回目は、機械の付いた便器で小の出方や、量、勢いなどを調べました。
その後、お腹の上から超音波で状態を調べ、お尻の穴(肛門)から指で前立腺の状態を調べました。
感触的には、一応前立腺肥大ですねという事で、後日二回目の事前検査を行うことに。
二回目の検査では、血液を採取し調べ、今度は前回の検査と違い、超音波を発する縦長の細い棒をお尻(肛門)から挿入されました。
一回目の指で触診と言うのは、人間ドッグで経験済みだったのでそれほど違和感を感じませんでしたが、棒状の検査機器を挿入された時には、「オオー、何この感触は、今まで感じたことの無い感触」と、痛いとか気持ち悪いとかそんな感じではなく、トイレが我慢が出来ない感覚になりました。
途中で我慢できなくなり医師に止めてもらい、トイレに駆け込み、大と小の用を足しました。
だけど検査中はあんなに用を足したくてたまらなかったが、実際はほんの少し出ただけでした。
その後の再度の検査でも変な気持ちにはなりましたが、二度目ですから我慢し無事終わりました。
結果はやはり前立腺は肥大しているということで、「三回目の来院から治験をはじめます」との事で予約をしました。
ところがです、予約日前に電話が有り、血液検査の数値(PSA)が高いという事で、次回予約日は、治験ではなく「血液検査などのデータをお知らせし御相談をします」という事でした。
予約日当日来院すると、医師は「検査結果などから前立腺ガンの疑いもある。総合病院でMRIなどの検査を受けたほうが良いよ。」と親切に指導してくれました。
私としては、数値は癌ではなく肥大により数値が高くなっていたのでは、と思っていますが、やはり医師としては疑いのあることははっきりさせる方が本人にとって良いことですよ、とアドバイスしてくれました。
素直に従い、紹介状を書いていただいた病院に電話を掛け予約を取りました。癌ではないことを願います。