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膀胱炎と腎盂腎炎は一連の病気です。
尿道から膀胱に細菌が侵入して炎症を起こしたものを膀胱炎と呼び、この細菌がさらに尿管を通り腎盂へ侵入して腎臓に炎症を起こしたものを腎盂腎炎と言います。
男性より尿道が短い女性に多く発症します。
本来膀胱や腎盂に細菌は存在しませんが、なんらかの原因で細菌が侵入してしまい炎症を起こします。細菌の侵入経路としては尿道からの侵入、または周りのリンパ腺・血液からの侵入が考えられます。
症状としては以下のようなものが見られます。
頻尿 | トイレが近くなる。 |
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残尿感 | 排尿してもまだ尿が残っているような感覚がする。 |
痛み | 排尿時に痛みを感じる。 |
血尿 | 尿に血液が混じる。 |
にごった尿 | 尿に白血球が多く混じり、にごって見える。 |
その他、発熱や悪寒がするなど、風邪のような症状が出ることもあります。
急性か慢性かによって分類することができます。
急性腎盂腎炎 | 一時的に細菌感染で腎盂や腎臓が炎症を起こし、悪寒などの症状が起こります。 |
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慢性腎盂腎炎 | 急性腎盂炎が、再発を繰り返したり慢性化することによって起こります。 |
尿検査で白血球や細菌の有無、血液検査で腎機能の状態を調べます。
細菌感染が原因であるので、基本は抗生物質による治療がメインになります。
抗生物質 | 細菌感染の病気を治療するために使用されます。抗生物質は細菌を殺菌する効果や増殖を止める効果があります。 |
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腎疾患は高血圧・糖尿病についで心臓病を起こす原因の第3位となっています。 日本では成人の10人に1人が(1300万人)が慢性腎疾患を患っている危険性があります。
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