《脳卒中》
脳梗塞
どんな病気?
脳の血管の中が狭くなる・詰まることにより血液が届かなくなり、脳細胞が死んでしまう病気です。
原 因
主な原因は2つあります。
| 血管の中が狭くなる | 動脈硬化によって脳の血管の中が狭くなり、脳に血液が供給されなくなる。 |
|---|---|
| 血管の中が詰まる | 心臓や脳などの血管でできた血のかたまりが脳の血管に詰まり、脳に血液が供給されなくなる。 |
症 状
症状として感覚の低下、手足のしびれ、意識障害、言語障害、昏睡などがみられます。
分 類
脳梗塞が発生した原因によって3つに分類することができます。
| 血栓性 | 動脈硬化により脳の血管の中が狭くなり、脳に血液が供給されなくなる。 |
|---|---|
| 塞栓性 | 心臓や肺などの血管でできた血のかたまりが脳の血管に詰まり、脳に血液が供給されなくなる。 |
| 血行力学性 | 脳の狭くなった血管の中で詰まっていなくても、血圧の低下や脱水状態により、血液の流れが減少することにより起こる。 |
治療法
治療法として以下のようなものがあります。
| 抗血栓療法 | 血管に詰まった血のかたまりを溶かす薬を使用。 |
|---|---|
| 脳保護療法 | 脳細胞を障害から保護する薬を使用。 |
| 抗脳浮腫療法 | 脳の腫れを抑える薬を使用。 |
その他
脳卒中が含まれる脳血管疾患は平成18年度の厚生労働省の人口動態統計によると全死因の中で死亡人数が第3位で、死亡総数の中で全体の12.3%を占める命に関わる疾患となります。その脳血管疾患の中の約60%を脳梗塞が占めます。
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