【症状】
脈拍数が極端に増加あるいは低下し、動悸・息切れ・めまい・立ちくらみ・全身の倦怠感などを生じ、場合によっては意識を失うこともある。
しかし、軽い不整脈の場合、まったく無症状のこともある。
【原因】
最も多い原因は心臓に疾患がある場合で、甲状腺や肺に病気がある人も不整脈になりやすい傾向がある。また、心臓等に疾患がない場合でも、加齢やストレス、飲酒・喫煙などによって発症することもある。
【対処方法】
症状が軽い場合はまず生活習慣の改善を行う。症状が重い場合には、薬物または非薬物による治療を開始する。薬物治療には抗不整脈薬を用いる方法があり、非薬物治療には除細動器の電気ショックによって不整脈を停止させる方法、ペースメーカーによる治療、電極カテーテルによる治療などがある。