【症状】
自閉症は先天性の脳機能障害の一種で発達障害が見られる。
現在日本では1000人に1~2人の割合で自閉症が発症しているといわれている。
自閉症の基本的な特徴は、概ね3歳くらいまでに現れる。
具体的な特徴は、大きく3つに分けられる。
・対人反応の質的な障害(空気がが読めない/人の表情・言葉が理解できない)
・意思伝達の質的な障害(言語遅滞/同じ言葉を繰り返す(オーム返し))
・活動・興味の範囲の幅が狭い(特定の儀式・習慣に対する強いこだわり)
また、そのほかにも数字や風景などのある特定のものに対する記憶力のよさ などがある。
【原因】
自閉症は先天性の脳機能障害で、現在の医療では原因が明らかになっていない。
仮設として2つの説が有力といわれている。
・脳内の情報伝達物質の代謝障害
・遺伝子/染色体の異常による脳の気質的障害
【対処方法】
自閉症は現在の医療では完治することはできないといわれている。
しかし教育や治療、訓練などによって症状を改善できる。
自閉症患者は、聴覚よりも、視覚からの認識の方がスムーズにコミュニケーションが取れるといわれている。
自閉症患者へ、注意を与えるときは、紙に書いてみせると効果的である