【症状】
カンジダは誰もが持っている常在菌で、健康な人体は免疫で増殖を抑えているが、
単調の変化によって免疫が落ちると増殖し、男女とも性器や喉に症状が現れる。
主に女性の膣に発症し、カンジダ膣炎と呼ばれる。
具体的な症状は、女性の場合外陰部に激しいかゆみが出て、ヨーグルト状のおりものがでる。
さらに性器に炎症が起きることもある。
男性の場合は、亀頭部分にかゆみやただれがでる。
またまれに尿道炎を起こす場合もある。
カンジダは口腔内にも存在しているといわれており、口腔カンジダ発症の際は白い糊状の膜ができる。
【原因】
カンジダは常在菌であり、性交渉によって感染することもあるが、多くの場合は、免疫力低下によって、引き起こされる。
ストレスや過労などによる単調不良や、月経前の黄体期、抗生物質の使用、さらに下着などのより陰部が蒸れたことが原因である。
【対処方法】
カンジダはカビ菌の一種であるのでカビの繁殖しにくい環境を作ることが重要である。
カビは湿気を好むので、通気性を良くする。
具体的には、
・通性の良い下着を着ける
・厚手のデニムやガードルは避ける（薄手のスカートなどを着用する）
・おりものシートの使用を避ける
などである。
