【症状】
慢性胃炎は、胃粘膜の状態によって表層性胃炎・びらん性胃炎・萎縮性胃炎・肥厚性胃炎の4つに分けられる。
多く見られる症状は、胃の不快感・胃もたれ・食後の腹痛・食欲不振・胸焼けや吐き気などだが、ほとんど自覚症状がない場合もある。
【原因】
慢性胃炎は、長い間加齢による胃の老化が原因だと考えられてきたが、今ではその成因のほとんどがピロリ菌の感染だと分かっている。その他飲酒やストレスも慢性胃炎の原因になり得る。
【対処方法】
根本的な治療法はなく、対症療法が行われる。症状に合わせて薬剤が処方され、規則正しい生活を送ることや、禁煙・禁酒、胃に負担をかけない食事をとることが指導される。