【症状】
心臓の働きが低下してしまい、全身に血液が上手く巡らなくなってしまう(うっ血)。
機能が低下しているのが左心房か右心房かによって症状が異なる。
左心房：心拍数の増加、チアノーゼ(唇や爪の下の皮膚が紫色になる)、肺うっ血による呼吸困難・せきなど
右心房：下半身のむくみ、お腹に液体が貯まるなど
【原因】
急性心不全、慢性心不全によって原因は異なる。
急性の場合、心筋梗塞により心筋が壊死してしまう事で起きる。
慢性の場合、心筋症や心臓弁膜症によって心臓の機能が低下することで発症する。
【対処方法】
原則として左心房心不全の場合は利尿薬、右心房心不全の場合は強心薬が使われる。
しかし様々な疾患が原因となって心不全は起きるため、もととなった病気により治療法は大きく異なる。
発症しないためには原因となる心筋梗塞や心筋症の治療に務めることが重要である。