【症状】
血圧測定数値が140/90であると高血圧になる。 心血管に負担がかかり動脈硬化が進行し、虚血性心疾患や脳卒中、腎不全などの重大疾病を合併させる恐れがある。 高血圧の症状として、肩こり・頭痛・動悸・息切れ・めまい・耳鳴りなどが起こるが、これらの症状は、疲れやストレス、風邪などの病気でも起こる症状である。 高血圧特有の症状ではないため注意が必要。 高血圧発症者は、推定約3.000万人で、日本人の４人に１人、さらに50歳以上では２人に１人が高血圧であるといわれている。
【原因】
遺伝因子と環境因子の大きく二つが原因である。 両親から受け継いだ高血圧の遺伝的要素に加え、食事やストレスなどの様々な環境因子によって高血圧が発生するといわれている。
【対処方法】
高血圧の予防法は大きく２つある。 ・食生活 適量のアルコールは高血圧の予防に効果があるといわれている。 １日20gが適量といわれており、ビールの中瓶１本程度である。さらに、赤ワインに含まれるポリフェノールは動脈硬化予防に効果的である。 ・生活習慣 規則正しい生活が重要といわれている。さらにストレスを溜め込まないようにすることが大切である
