【症状】
毛穴とその周囲に炎症を起こす病気で顔や胸、背中などにみられる。
主に思春期、特に16~18才に発症する。
成人になってから出るニキビは思春期に発症するものと原因が異なることが多く、
成人型ニキビと呼ばれ、区別されている。
【原因】
にきびが出来る仕組み
●思春期にホルモンの活動が活発になると、毛穴にある脂腺(皮脂を出す組織)が発達して大きくなり、皮脂が大量に分泌されるようになる。
●皮膚常在菌のアクネ桿菌が分泌される皮脂を栄養にして増殖する、また皮脂を分解する時に「遊離脂肪酸」という細胞を傷つける脂肪酸を発生させる。
●遊離脂肪酸が毛穴を傷つけ炎症が起こると毛穴が閉じてしまう、すると皮脂が貯まりのアクネ桿菌がさらに増殖する。
上記の過程が複雑にからみ合って発症する。
【対処方法】
洗顔 : 洗顔で皮脂を洗い流すと皮脂が毛穴に詰まりにくくなる、しかし洗いすぎると肌が乾燥するため1日3回程度が目安。
食事 : 脂質の多い食べ物は避けるようにする。
スキンケア : 厚化粧は毛穴が塞がってしまうため避ける。