試験の概要

「糖尿病」の診断を受けていて、急な視力低下、視界のかすみなどでお悩みの方を対象とした新しいお薬の治験です。

本治験では、現在開発中のお薬の糖尿病網膜症への治療効果および安全性・有効性を確認いたします。

「糖尿病網膜症」とは
糖尿病網膜症は糖尿病の頻度の高い合併症の1つで、約30%の糖尿病患者が生涯で発症するとされています。
糖尿病網膜症は糖尿病に伴う高血糖によって引き起こされ、網膜(視覚を生み出す眼の内装)に傷がつき、かすみ目や視力の変化につながる可能性がある病気です。
糖尿病網膜症の怖い点は、症状が病気の進行とともに変化しますが、初期の段階では自覚症状がほとんどないことが多く、症状に気づいたときには、すでに病気がかなり進行してしまっている可能性が高いことです。
最悪の場合、失明に至ることもあるため、定期的に眼科を受診し、眼の状態をチェックすることが重要です。

実施場所

東京(埼玉、千葉、神奈川)・福島・大阪・兵庫・京都・山形・宮城・栃木・茨城・群馬

募集場所

募集状況

募集中

対象疾患

糖尿病

参加条件

【基本参加条件】
性別： 男女
年齢範囲： 18歳以上

・糖尿病と診断されていて、定期的に治療を受けている方
・ヘモグロビンA1c(HbA1c)が12%未満である方

※その他参加条件がございます。予めご了承ください。

負担軽減費

＝＝＝追加情報＝＝＝
1来院/7,000円ー10,000円　※実施医療機関により金額が異なります。　

実施内容

参加期間は約1年半で、治験実施医療機関に約17回来院していただきます。
このうち11回の来院時に、4つのグループのうちいずれか1つのグループに割り付けられ、治験薬もしくはプラセボ(偽注射)の投与を受けていただきます。
本治験では、治験薬の効果をプラセボ(偽注射)と比較するため、盲検化(患者さんがいずれのお薬を飲んでいるかわからない)されています。

【検査内容】
初回来院:
試験説明、同意取得、問診、併用薬・併用療法の確認、身体検査、採血、血圧、心電図、眼の検査、妊娠検査(女性のみ)など
初回以降来院:
問診、併用薬・併用療法の確認、身体検査、採血、血圧、心電図、眼の検査、妊娠検査(女性のみ)など

応募後の流れ

【1】応募アンケート回答
【2】アンケート回答時に結果を画面にて確認
・結果『適格』の場合、コンタクトセンターからの連絡をお待ちください
・結果『不適格』の場合は終了
【3】コンタクトセンターより実施医療機関のご案内を行います
【4】生活向上WEBより主治医へ主治医向け治験案内レターをお渡し、主治医による治験参加要件確認
【5】主治医が治験参加の可能性があると判断した場合、治験実施医療機関での日程調整
【6】治験実施医療機関受診