今やマラソン大会は全国各地で開催されていますが、夏の暑すぎる時期や、冬の寒すぎる時期の開催はランナーにとって負担が大きいですよね。
今回は、毎年新緑の季節の6月に北海道千歳市で開催され、森林を駆け抜ける「千歳JALマラソン」について詳しく解説していきます。
千歳空港からもアクセスが良好で、北海道の自然を満喫できる大会として、人気のマラソン大会です。
木漏れ日の森のなかを走り抜ける「千歳JAL国際マラソン」
千歳JAL国際マラソンの一番の魅力は何といっても、マラソンコースです。
大都市で行われるマラソンは、一般的に普段走ることのできない繁華街の公道を走ることが魅力の一つとされています。
しかし、千歳JAL国際マラソンではスタートから34㎞までは未舗装路の林道を走り抜けるコースとなっています。
それはまるで、森のトンネルの中で森林浴を楽しんでいる気分。
また、マラソンコースの高低差は約155mと、山の中を走るトレイルランニング気分も体験することができます。
「興味はあるけど本格的なトレイルランニングはちょっと難しそう…」というトレラン初心者にもぴったりのコースです。
2019年千歳JAL国際マラソン
日時:2019年6月2日(日)
スケジュール
ハーフマラソン 9時30分
3km(中学生以上) 9時50分
3km(小学生) 9時55分
3kmファミリー 10時00分
フルマラソン 10時20分
10km 12時30分
内容
フルマラソン 5,000名 一般:6,000円 高校生:1,800円
ハーフマラソン 3,900名 一般:5,000円 高校生:1,800円
10km 2,000名 一般:3,300円 中学生・高校生:1,800円
3km 550名 一般:3,100円 小学生・中学生・高校生:1,800円
3km ファミリー 550名 2名分:3,800円 3名分:4,800円
制限時間
フルマラソン・・・6時間
22.5km地点:3時間15分/約36km地点:5時間/約39km地点:5時間30分
ハーフマラソン・・・約18km地点:6時間
フィニッシュ閉鎖時間・・・16時20分
マラソン大会当日の流れ
道外からお越しの方は、新千歳空港から千歳駅までは、電車またはバスで移動することになります。
千歳駅から会場までは無料の貸切バスを利用することができます。
千歳駅からの会場へのバスは混雑が予想されるため、時間に余裕を持ったスケジュールを立てておくとよいですね。
マラソンコースの詳細
マラソンコースは、基本的に林道を走るため、車の往来を感じることはほとんどありません。
まさに北海道の大自然を感じることのできるマラソン大会なのです。
しかし、後半の36kmほどを過ぎると、林道から外れて一般道沿いを走ることになります。
後半に注意すべきなのは道路横断の信号待ちです。
長い時は数分間の足止めをされてしまうこともあるので、ラストスパートのためにも、完全には止まらずに足踏みなどで身体を動かしておくとよいでしょう。
ゴール目前のラスト2kmは、青葉公園内を走ります。
青葉公園内の千歳川の畔は素晴らしい絶景です。
最後の最後に、目を見張るような絶景を見ると、身体の疲れも消えてしまうのではないでしょうか。
アップダウンのあるマラソンコースになっているため、記録を狙うのは難しいかもしれません。
しかし、記録以上に自然に囲まれた素晴らしい体験が待っています。
大会サポート
給水所はだいたいスタートから5km毎に設置されています。
水やアミノバリュー、スポンジがどの給水所にも完備されています。
また、5・10km地点を除いた給水所には、バナナや氷砂糖、レモン・カロリーメイトが用意されています。
暑い季節ではないにしろ、マラソンは水分とエネルギーを莫大に消費します。
早め早めの給水とエネルギー補給を心がけましょう。
無事、ゴールした後は完走Tシャツと完走証、そしてスイーツももらえます。
ご当地スイーツの甘さが疲れた身体を癒します。
千歳JAL国際マラソンの魅力
ランナーに優しい気配り
マラソンに欠かせないのは、ペース配分ですよね。
千歳JAL国際マラソンでは距離が1㎞ごとに表示されているため、ペース配分に大いに役立ちます。
記録については、ランナーズチップで行います。
スタートからゴールまでの記録の他、10km地点ごとのスプリットタイムも計測、web記録に記載されます。
自分がどこの地点で失速したのかや、どの地点で調子がよかったかなど、自分のマラソン全体のペース配分やランニングを反省・自己分析できるシステムとなっています。
各種特典もあり
千歳JAL国際マラソンに参加すると、「いぶすき 菜の花マラソン」に男女各1名、「しまだ大井川マラソン」に1名、招待されるチャンスがあります。
また、フル・ハーフ完走者の中から抽選で1名にハワイ5日間ツアーにペアでご招待のキャンペーンも開催されています。
北海道千歳市のおもてなし
マラソンの受付と給水所では、多くのボランティアの方々が参加者をサポートしてくれます。
スタート地点では、音楽隊によるパレードや演奏が行われ、大会の雰囲気を盛り上げます。
千歳市は北海道の北の玄関口といわれており、新千歳空港があります。
全国各地からの飛行機でアクセスがしやすいのも「千歳JAL国際マラソン」の魅力の一つです。
また、北海道千歳市ならではの大自然に抱かれながら森林の中を走り抜けるコースは、ランナーにとって素敵な思い出となることでしょう。
「千歳JAL国際マラソン」に参加して、新緑の季節の千歳を走ってみるのはいかがでしょうか。
※千歳JAL国際マラソンの最新情報は、公式ホームページ(外部リンクに飛びます)をご確認ください。