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「ひざの痛みでお悩みになったことはありますか?」倶楽部ワンクエスチョンvol.1

倶楽部ワンクエスチョンとは?

65歳以上の方専用LINE公式アカウント「生活向上WEB倶楽部」の友だちを対象に、健康維持や疾患について学んだり、倶楽部友だちの皆さまの考えを共有できる1問クエスチョンの倶楽部ワンクエスチョン! 倶楽部友だちの回答結果とテーマに対する解説を公開しています!

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回答結果:「ひざの痛みでお悩みになったことはありますか?」

生活向上WEB倶楽部のLINE友だちの方に「ひざの痛み」にお悩みになったことがあるかお伺いしたところ、約80%の方が何らかのひざの痛みがあるという結果となりました。

そして、ひざの痛みがある方のうち、半数以上の方が未治療となっています。

そのため、今回の倶楽部ワンクエスチョンの解説では、ひざの痛みの原因や対処法について詳しく解説していきます。ぜひご覧下さい。

 

■調査実施期間:2025年6月6日~6月11日

■調査参加者数:107名

65歳からのひざ痛対策

「立ち上がる時、ひざにズキッと痛みが走る」「昔のように、散歩や旅行を楽しめなくなった」というひざの痛みに関するお悩みは、年の経過とともに増えてくるでしょう。

しかし、「年だから仕方ない」とあきらめず、原因を正しく知り適切に対処することで、痛みを和らげ、これからも自分らしく活動的な毎日を送るための大切な一歩となります。

ひざはなぜ痛む?シニア世代に多いひざ痛の主な原因

シニア世代のひざ痛の主な原因として、下記の3点が挙げられます。

主な原因①:長年の使用による軟骨のすり減り(変形性膝関節症)

ひざ関節の中では、「軟骨」というクッションが骨同士がぶつかるのを防いでくれています。この軟骨が、長年の歩行や活動によって少しずつすり減り、クッション機能が低下することで痛みや炎症が起こります。

これが、シニア世代のひざ痛で最も多い「変形性膝関節症」です。これは、長年生きてきた証とも言える自然な変化の一つで、どなたでも症状が起こる可能性があります。

主な原因②:筋力の低下

  • ご年齢とともに、ひざを支える太ももの筋肉(大腿四頭筋)が自然と落ちてきます。支える力が弱まると、関節が不安定になり、軟骨への負担が増してしまいます。
  • 主な原因③:体重の変化

  • 若い頃と比べて体重が増加すると、その分ひざへの負担は大きくなります。歩くだけでも体重の約3倍の負荷がかかるため、少しの体重管理がひざを楽にします。

今日から始める!無理なくできる、ひざに優しいセルフケア

痛みが強い時は安静が第一ですが、痛みが落ち着いている時に、ご自宅でできる簡単なケアを取り入れてみましょう。

おすすめの運動:椅子に座ったままできる「ひざ伸ばし体操」

ひざに負担をかけずに、関節を支える太ももの筋肉を安全に鍛えることができます。

1.椅子に深く、安定するように腰掛け、良い姿勢を保ちます。

2.片方の脚のひざをゆっくりと伸ばし、床と水平になるあたりまで持ち上げます。

3.無理のない高さで5秒ほど保ち、ゆっくりと下ろします。

4.反対の脚も同じように行います。これを左右5回ずつ、ご自身のペースで繰り返してみましょう。

※「痛いけど気持ちいい」と感じる程度が目安です。強い痛みや違和感がある場合は、すぐに中止してください。

生活の中のちょっとした工夫

・ひざを温める: 慢性的な痛みには、温めるケアが効果的です。お風呂でゆっくり温まったり、ひざに蒸しタオルを当てたりすると、血行が良くなり痛みが和らぎます。

・洋式の生活を心がける: 正座や床からの立ち座りは、ひざに大きな負担をかけます。できるだけ椅子やベッドを使う生活がおすすめです。

・杖や手すりを上手に使う: 歩く時に杖を使ったり、階段で手すりを持ったりするだけで、ひざへの負担を大きく減らすことができます。

我慢は禁物。専門医への相談が「健康寿命」を延ばします

セルフケアを試しても痛みが続く、痛みがだんだん強くなる、ひざが腫れるといった場合は、我慢せずに整形外科を受診しましょう。

「この年で病院なんて…」と思う必要は全くありません。専門医に相談することには、たくさんのメリットがあります。

・痛みの本当の原因がわかる: レントゲン検査などで、ご自身のひざの状態を正確に知ることができます。

・最適な治療を受けられる: 痛みを和らげるお薬や湿布、関節の動きを滑らかにする注射、専門家によるリハビリテーションなど、今のあなたに合った治療法が見つかります。

・これからの生活を守れる: 痛みを適切に管理することは、「健康寿命」を延ばすことに繋がります。これからも趣味や旅行を楽しみ、自分の足で元気に歩き続けるためにも、早めの受診はとても大切です。

ひざの痛みは、あなたの体が送る「少し休ませて、いたわって」というサインです。その声に耳を傾け、まずはできることからケアを始めてみませんか。そして、不安な時は専門家を頼り、いつまでも生き生きとした毎日を目指しましょう。


【参考情報】
公益社団法人 日本整形外科学会 「変形性膝関節症」
厚生労働省 e-ヘルスネット

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