中高年の多くが「膝の痛み（膝痛）」に悩んでいると言われています。
日常生活で不便を感じている方も多いのではないしょうか。
今回は、膝痛の症状と原因、予防についてお伝えしていきます。
代表的な膝の痛み5つ
・膝に水が溜まる
・30分以上歩くと膝が痛い
・立ち上るときや歩き始めに膝が痛い
・階段の昇降のときに膝が痛い
・膝が痛くて、正座がしづらい
これらの症状は、「変形性膝関節症」や「関節リウマチ」などの病気が原因となっている場合があります。
心配な場合は、早めに専門医の診察を受けてみてください。
膝の痛み(膝痛)の原因
膝痛の原因の一つに軟骨がすり減ることが挙げられます。
膝のクッションの役割をしている軟骨は、加齢とともに水分や弾力が失われ徐々にすり減っていきます。
軟骨がすり減ると膝関節の骨同士がぶつかったり、関節周辺に炎症が起きたりするので、痛みを感じるようになるのです。
女性は男性の4倍!?
女性は閉経によりホルモン分泌量が減少することで骨が弱くなるため、関節の痛みを感じる方が多いと言われています。
とくに「変形性膝関節症」の男女比は1：4と、女性の割合が非常に高くなっています。
予防と対策
40歳を過ぎたあたりからとくに病気がない方でも、膝痛の症状が出てくる場合があります。
いつまでも元気で自立した生活を送るために、膝痛を予防することはとても大切です。
ポイントは運動！
膝痛の効果的な予防法として最もよく知られているのが、体操や筋力トレーニングなどの運動です。
過度に負荷をかけると余計に膝を痛めることもあるので、無理のない程度に取り入れてみてください。
また、膝軟骨にかかる負担を軽減するために、クッション性のある靴を履くことや正しい歩き方をすることも大切と言われています。
参考：公益社団法人 日本整形外科学会（外部サイトに飛びます）
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