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MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)《略称》MCHC…(平均赤血球ヘモグロビン濃度 / Mean Corpuscular Hemoglobin Concentrationの略) |
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【基準値】 30.2~35.1(%) 血中に含まれる赤血球1個あたりのヘモグロビン濃度を表します。 |
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高値の場合 | 低値の場合 |
MCHCが高値となることはあまりありませんが、MCHCが高くなっている場合は、脱水状態、二次性多血症、ストレス多血症、真性多血症などが疑われます。 主な関連疾患・症状: 脱水状態、二次性多血症等 |
MCHCが低値となる原因として、血液内の赤血球の酸素運搬を担う正常なヘモグロビンの量が減少していることが考えられます。全身への酸素の運搬が不足することにより息切れやめまいなどの貧血症状を起こしやすくなります。 主な関連疾患・症状: 鉄欠乏性貧血等 |
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【注】こちらの基準値は日本人間ドック学会の基準値を参考にしています。検査会社によって若干基準値の範囲が異なる場合もあれば、体質の個人差などから基準値内だから絶対安心と言えないケースもあります。また考えられる疾患例についてはあくまで目安です。気になる症状がある場合は医療機関にかかることをお勧めします。