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人間の身体には、免疫といわれるウイルスや細菌などの外敵が体内に侵入してきた時に、それを排除しようという働きがあります。しかし人体に害のないものに対しても免疫が働きすぎてしまい、身体によくない病状を引き起こしてしまうことがあります。
これをアレルギーと言います。
アレルギーを引き起こす物質のことをアレルゲンと言いますが、どのアレルゲンによってアレルギーが引き起こされるかは人によって異なります。
例として食べ物、金属、花粉などがあります。
アレルギーの症状は各アレルギー疾患によって異なります。
代表的な症状としてかゆみやくしゃみ、鼻水、皮膚異常(赤味、発疹、腫れ)などがあります。
アレルギーの種類として、以下のようなものがあります。
気管支喘息 | アレルギーなどが原因で気管支に炎症が起き、息苦しくなる。 |
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アトピー性皮膚炎 | 皮膚が赤くなり、かゆみを伴う湿疹(皮膚炎)が起こる。 |
花粉症 | 花粉がアレルゲンであり、日本人の約5人に1人が発症していると言われている。 |
アレルギー結膜炎 | 結膜に花粉などのアレルゲンが付着することにより炎症を起こす。 |
アレルギー性鼻炎 | 鼻の粘膜に花粉などのアレルゲンが付着することにより炎症を起こす。 |
また食物・金属・動物・薬物がそれぞれアレルゲンとなって引き起こされる、食物アレルギー・金属アレルギー・動物アレルギー・薬物アレルギーなどがあります。
現在、日本人の約3割が何かしらのアレルギー性疾患をもっていると言われています。
平成14年4月から食品衛生法関連法令により5大アレルゲンと呼ばれる卵、乳、小麦、そば、落花生は特に発症数や重篤度が高いので、食品表示することが義務付けられました。ファミリーレストランのメニュー表などにも表記してあります。
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