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- 試験の概要
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近年、コロナ禍や戦争や地球温暖化に伴う社会全体の急激な変化により、うつ病が増加しています。コロナ禍では抑うつ症状を抱える人は以前と比べて2倍以上増えたという報告もあります。このため、うつ病の治療および発症予防は喫緊の課題となっています。
本研究では、コンピュータ上で行う認知介入プログラムが、抑うつ症状の改善に有効かどうかを調べることを目的とします。
プログラムは週3回、1ヶ月間、インターネットにつながったパソコンとスマートフォンを用いて、ご自宅で実施していただきます。また、プログラムの実施前後に、行動実験、MRI撮像、唾液(DNAを含む)採取にご協力いただきます。
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- おすすめ
ポイント -
・皆さまのご参加により、気分の落ち込みに悩んでいる方に対するより良い支援方法を見つけることに役立ちます。
・プログラム自体はご自宅で行っていただくため、現地まで足を運ぶのは2回のみです。
- おすすめ
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- 募集状況
- 募集中
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- 実施場所
- [関東]神奈川県相模原市
最寄り駅:小田急線相模大野駅からバス25分、JR横浜線相模原駅からバス25分
※プログラムはご自宅で参加のため、プログラム実施前後に来訪していただきます
募集エリア
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、群馬県、茨城県、栃木県、山梨県、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、山梨県
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- 対象疾患
- うつ病、健康な方、社会不安障害、ストレス障害、適応障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、全般不安症/全般性不安障害(GAD)、社交不安障害
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- 参加条件
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【基本参加条件】
性別: 男女
年齢範囲: 18〜59歳
【その他参加条件】
◇一定の抑うつ症状が少なくとも1ヶ月以上存在している方
◇(通院中の方は)主治医からの参加許可が得られる方
◇心理療法を受けていない方
◇研究に参加するために日程調整が可能な方
◇指定する日程に研究機関に来訪可能な方(土曜日のみ受付)
◇脳画像(MRI)の撮像にご協力いただける方
※その他にも条件がございます。詳細はアンケートにて確認いたします。
今回の案件は躁うつ病を一度でも経験された方は、ご参加いただけません。
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- 負担軽減費
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- 実施内容
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◇検査内容
研究機関での質問紙調査、認知機能検査、行動実験、MRI撮像、唾液採取(DNA)、毛髪採取
ご自宅での唾液採取(1日当たり6時点、普段と同じ活動日連続2日間)
ご自宅でのスマートフォンおよびPCを使用してのWebプログラムの実施(週3回、合計12回)
※パソコンをお持ちでない方はご参加いただけません
※唾液サンプルはご自宅の冷凍庫で発送まで数日保管いただきます
研究機関:小田急線相模大野駅からバス25分、JR横浜線相模原駅からバス25分
◇実施スケジュール
プログラムの前後で2回、研究機関にお越しいただきます。
参加受付日:土曜日
開始時間:
1回目調査 9時半頃
2回目調査 午前または午後
所要時間:
1回目調査(研究機関)―7~8時間程度
プログラム(ご自宅)―週3回 計12回(1回あたり20~30分程度)
2回目調査(研究機関)―5~6時間程度
※ 研究説明や着替え等を除きます。所要時間には個人差があります。
※ 2回目調査は、ご自宅でのプログラム終了後から2週間以内、1回目調査からおよそ1ヶ月から1ヶ月半後に実施となります。
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- 応募後の流れ
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【1】簡易応募アンケート回答
【2】結果を画面にて確認
・結果『適格』の場合は、本アンケートへ進んでいただきます
・結果『不適格』の場合は、ここで終了(他モニターをご検討ください)
【3】本アンケート回答
↓
1) 介入プログラムのご参加条件に合致されているかどうかを調べさせていただくウェブ上での事前調査サイト(URLは別途ご提供いたします)でのアンケートへの回答をしていただきます。
この結果でご参加要件を満たされた方に当方への連絡先をご提示し、連絡をいただきます。
1ヶ月間の間に一定の抑うつ症状の存在が確認された方について、研究へのご参加候補として登録いたします。
※ご参加要件を満たされなかった場合には、研究にご参加いただくことができません。
2) 研究参加候補としてご登録いただいた方に、1ヶ月間追跡し、抑うつ症状に変化がないかの確認させていただきます。この結果にてご参加要件を満たされた方を、研究参加にご招待いたします。この結果に応じて、介入対象者、比較対象者としての割振りをいたします。
※ご参加要件を満たされなかった場合には、研究にご参加いただくことができません。
※ただし比較対象者として、招待される場合があります
3) その後、研究参加への日程調整させていただきます。
介入対象者:1回目調査~Webプログラム実施~2回目調査
比較対象者:1回目調査のみ
4) 当方のご依頼するスケジュールで、研究へのご参加