スギ花粉の飛散が関東地方でも始まっており、昨年よりも花粉の飛散量が多い模様です。
外出の際には、マスクが必須ですね。
埼玉での花粉の飛散状況はどのようになっているのでしょう。
花粉の飛散について
花粉の飛散量と天候
花粉の飛散量は、天候により大きく左右されます。
暖かく、風の強い日には花粉の飛散量は多くなる傾向にあります。
雨の強い日は、花粉の飛散は少ないのですが、雨がやんだ次の日に気温が上がってくると、雨の日に蓄えていた花粉を一気に放出するので、花粉の飛散量は多くなってしまいます。
雨の続いた後に、天気が回復した際の洗濯、外出には一層の注意が必要です。
関東の花粉飛散状況
今年は、関東地方において昨年よりも早いペースでスギ花粉の飛散が始まっているようです。
2月下旬に花粉の飛散量は増えて行き、八王子市では、3月3日時点で昨年の2倍近くのスギ花粉の飛散量となっています。
しかし、予測最大量の1/8程度の量であり、ピークが4月の上旬とされていることから、今後花粉の飛散量は増えていくと予想されています。
埼玉の花粉の飛散の例年比
埼玉の花粉の飛散量は昨年に比べるとやや少ない(70〜90%)と予想されていますが、昨年は非常にヒノキ花粉の多い年であったこともあり、例年比では並(90〜110%)と予測されています。
埼玉の花粉が特に多い地域
3月10日時点では、非常に多くのスギ花粉が飛散しており、埼玉県の全ての地域において非常に多い花粉量であると発表されています。
また、3月10日からの一週間で、非常に多くの花粉が飛散するとも予測されておりますので、注意が必要です。
埼玉の花粉の飛散のピークは?
埼玉では、3月上旬から4月上旬にかけてスギ花粉のピークとされており、4月の上旬から中旬にかけてヒノキ花粉のピークとされております。
お子さんのいらっしゃる家庭は、子供達が春休みに入ることもあり、花粉を家に入れてしまう機会も増えると思いますので、改めて予防、対策が必要です。
花粉症と予防法
花粉症と予防
花粉症は、体内に入ってきた花粉を体が外に出そうとする働きにより起こります。
この異物を排除しようとする働きが過剰に生まれることにより、涙や鼻水、くしゃみ等で生活の質を下げてしまいます。
花粉症の予防としては、花粉を体内に入れないためにマスクをすることや、洗濯物や帰宅時に、衣類に付着した花粉をしっかり落とすこと、そして鼻や口の粘膜を正常に保つための規則正しい生活も、しっかりとした花粉症の予防となります。
過度な飲酒や喫煙は控えましょう。
花粉症患者の増加の原因
花粉症患者が増加した要因には、スギやヒノキが植林されたことで、花粉そのものの量が増加したことがまず挙げられます。
また、食生活の欧米化、現代社会においての生活のストレスも花粉症患者の増加の要因に挙げられます。