今年の夏は「記録的な猛暑」と言われましたが、その煽りで秋に入った今、夏バテとは違う症状を感じている方も多いと思います。
だるい、重い、疲れやすい、めまい、立ちくらみ、肌荒れ、髪のパサつき、食欲不振、お腹の不調など、身体のさまざまなところに「疲れ」の症状が現れています。
この「疲れ」の重要なキーを握っているのが「ミネラル」です。
ミネラルとは、体内の微量な金属のことで、人体のホルモンの合成に必要であり、特に脳神経の発達などに重要な役割を果たしています。
残念ながらミネラルは体内で合成できないため、食事から摂取する必要があるのですが、近年の日本人の食事には栄養の偏りがあり、それに伴い、ミネラル不足の方が急増しています。
ミネラルが不足すると…
夏だけなく、寒暖差が激しい秋でも知らず識らずのうちに汗をかき、体内からミネラルが失われています。ミネラルが不足すると…
だるい、しびれ、めまい、むくみ、こむら返り、高血圧、虚血性疾患、不整脈、便秘や下痢などの症状が現れてきます。
東洋医学でいう『未病』(=健康ともいえないが、病気ともいえない状態のこと)の状態になってしまう方も多いのです。
ミネラル対策
食事から摂取
ミネラルは、野菜よりも肉や魚などの「たんぱく質」に多く含まれており、ビタミンBの多い豚肉、オメガ3を含む青魚、安価で良質なたんぱく質である卵、が特におすすめです。
食事から摂ることが難しい場合は、サプリの利用を考えてみるのも一案でしょう。
また、ミネラルのひとつ「鉄」の重要性は海外でも認識されており、アメリカをはじめ鉄分を加えた強化小麦粉を義務付けている国があります。
それに対して日本ではミネラル不足が国として対策されずに放置されています。
「鉄分」を調理道具から摂取
昔は包丁や鍋などの調理道具が鉄製だったため、調理の際に自然に溶け出し鉄を摂取できていました。
しかし現在は、ステンレス製の調理器具が多くなり、意識して鉄を摂る必要が出てきました。
鉄欠乏性貧血
鉄不足が起こると最もよくみられる症状に「貧血」があります。赤血球は骨髄で作られ、身体中に酸素や栄養を運ぶトラックの役割をします。
このトラックの台数が足りなくなるのが「貧血」です。
貧血の診断をするには、血液検査でヘモグロビン数をみますが、 ヘモグロビン数は正常なのに貧血の症状だけが起こることがあります。
これが「鉄欠乏性貧血」です。
どんな病気?
赤血球の中のヘモグロビンを構成する鉄が不足することによって起こる貧血を鉄欠乏性貧血といいます。
原因
1番の原因は体内の鉄不足です。
栄養のバランスが崩れているなどの要因があり、体に貯蔵してある鉄が失われ、血液中の鉄が不足するのが一般的です。
また妊娠・出産・授乳・月経によって鉄を大量に失うことでも、鉄欠乏性貧血は起こります。
予防法
大切なのは、鉄を豊富に含んだ食材を食べることとバランスのよい食事をとることが大切です。
とくに妊娠中や生理中は気をつけなければいけません。
また、食事での摂取が難しい場合には栄養補助食品(サプリメント)などもありますが、サプリメントで鉄ばかり補給しても、鉄を吸収するために必要なビタミンCや血をつくるために必要な栄養素が不足していては、貧血を免れることはできません。
参照元:エーザイ(外部サイトに飛びます)
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