芸術の秋到来。
各地の美術館では毎日多くの企画が催されています。
今回は各地で人気のある芸術展示会スケジュールをお届けします。
■関東
オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展
19世紀末のフランスでナビ派の一員として出発した画家ピエール・ボナール。
オルセー美術館では、ゴッホ展に次ぐ、歴代企画展入場者数の第2位を記録しました。
本展覧会は、130点超の作品で構成されるボナールの大回顧展です。
▪会期:2018年09月26日~2018年12月17日
▪場所:国立新美術館
フェルメール展
オランダ絵画黄金時代の巨匠、ヨハネス・フェルメール。
現存する作品はわずか35点とも言われています。今回はそのうち9点が東京にやってきます。
欧米の主要美術館から特別に貸し出される、日本初公開作を含む傑作の数々をご覧ください。
▪会期:2018年10月05日~2019年02月03日
▪場所:上野の森美術館
BENTO おべんとう展?食べる・集う・つながるデザイン
日本独自の文化「お弁当」と、食べるというコミュニケーション・デザインについて現代作家の作品を通して見つめます。
見る・聞く・触れる、参加型の展覧会なので、子どもから大人まで楽しむことができます。
▪会期:2018年07月21日~2018年10月08日
▪場所:東京都美術館
没後50年 藤田嗣治展
人生の半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得した画家・藤田嗣治。
藤田が世を去って50年目。
日本はもちろんフランスを中心に美術館の協力を得て、大回顧展を開催します。
▪会期:2018年07月31日~2018年10月08日
▪場所:東京都美術館
京都・醍醐寺 真言密教の宇宙
京都の山科盆地にある醍醐寺。真言宗醍醐派の総本山として、常に歴史の表舞台で重要な役割を果たしてきた名刹です。
本展は国宝・重要文化財に指定された仏像や仏画を中心に、濃密な密教美術の世界を体感し、普段は公開されない貴重な史料を通じて、平安時代から近世にいたる醍醐寺の変遷をたどることができます。
▪会期:2018年09月19日~2018年11月11日
▪場所:サントリー美術館
没後160年記念 歌川広重
日本各地の風景を叙情豊かに描いた浮世絵師、歌川広重。
「東海道五拾三次之内」や「名所江戸百景」は、日本のみならず海外でも広く知られています。
▪会期:2018年09月01日~2018年10月28日
▪場所:太田記念美術館
ルーベンス展 バロックの誕生
バロックと呼ばれる壮麗華美な美術様式が栄えた17 世紀ヨーロッパを代表する画家、ペーテル・パウル・ルーベンス。
ルーベンスは、画業にとどまらず、ヨーロッパ各地の宮廷に派遣されて外交交渉をも行いました。
光と動きにあふれる作品をお楽しみください。
▪会期:2018年10月16日~2019年01月20日
▪場所:国立西洋美術館
デザイン あ展 in TOKYO
こどもたちのデザインマインドを育む番組 NHK Eテレ「デザインあ」。
本展は、身のまわりにあるモノ・コトから概念までテーマを掘り下げ、未来を担うこどもたちに「見る」「考える」「つくる」ことの豊かさを体感してもらいたいという願いが込められています。
▪会期:2018年07月19日~2018年10月18日
▪場所:日本科学未来館
星の王子さまミュージアム×TeNQ 星の王子さまと旅する宇宙
「かんじんなことは、目には見えない」。
この言葉が収められている名作『星の王子さま』。
本展は「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」とコラボレーションした特別企画展です。
王子さまが旅した星の世界で出る「大切なことば」とともに、宇宙の話まで、王子さまと旅をするように巡ります。
ぜひ、あなたにとっての「大切なことば」を見つけてください。
▪会期:2018年07月04日~2018年11月04日
▪場所:TeNQ テンキュー宇宙ミュージアム
いけばな×百階段2018
過去最大、いけばな57流派が集結。
週替わりでいけばなの作品を出展します。
伝統的な立花から部屋全体を使ったダイナミックな自由花まで、いけばなと文化財の共演による圧巻の空間をぜひ体感してください。
▪会期:2018年9月21日~2018年11月21日
▪場所:ホテル雅叙園 東京
■関西
ルーヴル美術館展 肖像芸術 — 人は人をどう表現してきたか
19世紀末のフランスでナビ派の一員として出発した画家ピエール・ボナール。
オルセー美術館では、ゴッホ展に次ぐ、歴代企画展入場者数の第2位を記録しました。
本展覧会は、130点超の作品で構成されるボナールの大回顧展です。
▪会期:2018年09月22日~2019年01月14日
▪場所:大阪市立美術館
物語を彩る ミュシャと挿絵の世界
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家として広く知られているアルフォンス・ミュシャ。無名であったころは挿絵画家として生計を立てていました。
本展ではミュシャが彩る物語の「挿絵」に焦点をあてて作品が展示されています。
▪会期:2018年07月14日~2018年11月11日
▪場所:堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
太陽の塔
1970年に日本万国博覧会のテーマ館の一部として岡本太郎が作り上げた「太陽の塔」。今年3月ついに息を吹き返しました。
太陽の塔に込めた岡本太郎からの問いかけと感性を壮大なスケールで体感できます。
▪会期:2018年09月15日~2018年11月04日
▪場所:あべのハルカス美術館
ニャンコ先生とふりかえる 夏目友人帳 記憶(おもいで)展
「京都国際マンガ・アニメフェア2018(通称:京まふ)」の連動企画として、また、原作マンガ15周年、アニメ化10周年を記念し、TVアニメ「夏目友人帳」シリーズ及び9月29日に公開される劇場アニメ「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」の制作資料を集めた展覧会を行います。
▪会期:2018年9月1日~2018年11月4日
▪場所:京都国際マンガミュージアム
発見! 古代エジプト-7つのひみつと最新エジプト研究-
ピラミッドやスフィンクス、古代エジプト文明は、未だ多くの謎をはらみ、人びとを魅了しています。
本展では古代オリエント博物館の協力のもと、国内の古代エジプト資料や美しい写真パネルで「古代エジプト7つのひみつ」がみられます。
また、現在進められている発掘調査や先進科学を用いた挑戦など、エジプト研究の最前線も紹介されています。
▪会期:2018年9月24日~12月16日
▪場所:大阪府立弥生文化博物館
■九州
バスキアとNYアーティストたち Roland Hagenberg 写真展
今年没後30年を迎え、作品価値と人気をますます高めている、ジャン=ミッシェル・バスキア。しかし、生きざまを伝える資料は、ほとんど残されていません。
本展では、バスキアの制作中の姿を撮った貴重なショットや、メモやインタビューなども紹介されています。
▪会期:2018年09月08日~2018年10月21日
▪場所:三菱地所アルティアム
花鳥の彩り—雪舟と江戸絵画
四季折々に咲く花、花々に集う鳥たちの姿は、単純に鑑賞者の目を楽しませるだけではありません。本展では、出光コレクションが誇る名品を通して、人々が愛し、願いを託した花鳥の歴史をたどっていきます。
▪会期:2018年9月7日~2018年11月4日
▪場所:出光美術館 門司
東方キリスト教との出会い―祈りのかたちとその拡がり―
1970年に日本万国博覧会のテーマ館の一部として岡本太郎が作り上げた「太陽の塔」今年3月ついに息を吹き返しました。
太陽の塔に込めた岡本太郎からの問いかけと感性を壮大なスケールで体感できます。
▪会期:2018年7月17日(火)~10月20日(土)
▪場所:仙台ハリストス正教会 辻永 昇 大主教
京都・醍醐寺 真言密教の宇宙
京都の山科盆地にある醍醐寺。真言宗醍醐派の総本山として、常に歴史の表舞台で重要な役割を果たしてきた名刹です。
本展は国宝・重要文化財に指定された仏像や仏画を中心に、濃密な密教美術の世界を体感し、普段は公開されない貴重な史料を通じて、平安時代から近世にいたる醍醐寺の変遷をたどることができます。
▪会期:2019年1月29日~2019年3月24日
▪場所:九州国立博物館
興味があるものはもちろん、「よく分からない」「難しそう」と思って行かないのは勿体ない。
非日常の空間でゆっくりと鑑賞することで、感性が刺激されきっと心が満たされるでしょう。
心の健康を保つために、ぜひこの秋は芸術鑑賞で優雅で贅沢な時間をお過ごしください。