【講演内容】・男のリーダーシップ
・社会活躍のホルモン
・男のアンチエイジング
・順天堂はベストを尽くす
【演 者】堀江 重郎先生(順天堂大学 大学院医学研究科 泌尿器外科学教授)
【日 時】2018年9月6日(木)17:00~19:00(16:30開場)
【場 所】日本橋ライフサイエンスハブ8F RoomB
本日は9月6日に開催いたしました、第2回生活向上セミナーについて更新します。
第2回目となるセミナーは、「世界一受けたい授業」や
「NHKスペシャル」など、テレビ出演経験のある
堀江 重郎先生(順天堂大学 大学院医学研究科 泌尿器外科学教授)にご講演いただきました。
主催は、スマイルGARDEN(生活向上倶楽部)
共催は、がん情報サイト「オンコロ」で実施しました!
テストステロンとは
テストステロンは男性ホルモン(アンドロゲン)の中の主な構成成分です。
一次性徴で胎内での外性器形成、および思春期における二次性徴の発現、すなわち性衝動の発来と精子形成にテストステロンは必須です。
一方テストステロンとその代謝物の作用は広いことがわかっています。
成人においては、テストステロンは筋肉の量と強度を保つのに必要であり、造血作用を持ち、男性の性行動や性機能に重要な役割を有します。
テストステロンは集中力やリスクを取る判断をすることなどの高次精神機能にも関係します。
テストステロン値が低いと性機能障害、認知機能・気分障害、筋肉量の減少、内臓脂肪の増加、インスリン抵抗性を介したメタボリック症候群、貧血、骨密度の減少を生じ、男性のQOLを著しく低下させます。
テーマ「メンズヘルス~男の病気を考える~」
テーマだけ聞くと、男性限定なのかな?と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、女性の方も聞いてためになる内容でした。
主に男性が男性らしく、いきいきと過ごすためにテストステロンという男性ホルモンの重要性や健康への影響についてご講演いただきました。
ご講演いただいた中で、テストステロンに着目し、「なるほど!」「へぇ~!」と思ったポイントをご紹介します。
テストステロンが高い人の特徴(性格)
1.意欲、チャレンジ精神
2.がまんできる
3.縄張りを主張する
4.社会の中の自分を意識
5.公平、公正を求める気持ち
6.不安を感じにくい
テストステロンが高い人の特徴(外見)
1.人差し指より薬指が長い
2.顔が長い(あくまで先生の統計上)
テストステロン低下の要因
1.ストレス
2.睡眠不足
テストステロンが低下すると…
1.意欲、集中力に欠ける
2.チャレンジできない
3.人間関係がおっくう
4.眠りが浅い
5.痛みを感じやすい
6.男性更年期障害になりやすい
7.高血圧、糖尿病、がん、心血管疾患、うつ病などに罹患し早死にしやすい
堀江先生より、男性ホルモン値を上げる10カ条
1.男性ホルモンの大敵、過度の緊張を和らげよう
2.積極的にゆとりのある生活を送ろう
3.食事を大切に
4.忙しいときこそ短時間でエクササイズ
5.良い睡眠をとろう
6.仲間を大切に
7.無理しておしゃれをしよう
8.凝り性になろう
9.大声で笑おう
10.目標を持とう!冒険をしよう!わくわくしよう!
セミナー後にスマイルGARDEN(生活向上倶楽部)とオンコロのアドバイザー柳澤さんと堀江先生による参加者様からのQ&Aタイムも設けました。
堀江先生ぶしの効いた面白おかしく、でも論理的でわかりやすく、中高年の男性だけでなく女性もためにもなる有意義なセミナーでした!
合計33名の方にご来場いただきました!
ご参加いただいた皆様、ご講演いただいた堀江先生に心よりお礼申し上げます。
今後も有名講師によるセミナーを開催する予定ですので、ご興味がある方はぜひご応募ください。