今年の夏は一段と猛暑日となり、一日中体に堪える暑さが続いています。
それに伴い自律神経が乱れて、夜はなかなか寝付けないという方も多いのではないでしょうか。
寝付けない理由は人それぞれあり、精神的なストレスや身体的な苦痛によって緊張状態が続き、十分に眠れない方がいます。
また生活リズムの乱れによって寝つきが悪くり、眠りが浅くなる方もいらっしゃいます。
さまざまな要因で起こりうる[不眠症]について今回は説明していきます。
不眠症とは
不眠症状は主に、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害の4つに分類されていますが、場合によっては1つの症状だけでなく複数の症状があらわれる人もいます。
入眠障害
不眠症の中でも1番多いタイプと言われています。
一般的には就床後、入眠するまでに30分~1時間以上かかり、本人がそれを苦痛だと感じている場合を言います。
しかし、入眠時間は個人差や年齢によって異なるため、必ずしも入眠に1時間以上かかったからといって入眠障害だと診断することはできません。
本来の入眠時間より長くなっているか、それを苦痛だと感じているかが重要になります。
中途覚醒
入眠してから翌朝起床するまでの間、夜中に何度も目が覚める状態を言います。
中途覚醒は、健康な方でも加齢によって症状がみられることが多いです。
そのため、高齢者の場合は必ずしも不眠症だと診断することは難しいようです。
早朝覚醒
本人が希望している時刻、もしくは通常の起床時刻の2時間以上前に覚醒し、その後なかなか眠れず再入眠することができなくなる状態を言います。
中途覚醒と同様に、健康な方でも加齢によって症状がみられることが多いです。
そのため、高齢者の場合は必ずしも不眠症だと診断することは難しいと言われています。
熟眠覚醒
睡眠時間は十分にとれているが眠りが浅く、熟睡したという感覚が得られない状態を言います。
熟眠覚醒の場合、ほとんどの方が“入眠障害”や“中途覚醒”を伴っていることが多いそうです。
不眠症の原因
さまざまなことが不眠の原因になりますが今回は代表的な原因を挙げていきます。
夜更かしによる体内時計のリズムの乱れ
ストレスや心配事
環境の変化などの心理的な影響
生活習慣病やうつ病といった病気の影響
上記のように不眠の原因はさまざまです。また、寝る前の飲酒も不眠の原因になることがあります。
最近では就寝前に、横になりながら携帯電話をいじったり、ゲームをしたりすることも不眠の原因になりえることが指摘されています。
不眠の原因は1つとは限らず、これらが組み合わさっていることも多いといわれています。
不眠症の影響
不眠が続くと、熟睡できないため疲労感がとれず、朝起きる気力が出ないなど日常生活に支障が生じやすくなります。
また、日中の眠気が強く残っていると、注意力や記憶力を要求されるような作業の能率が低下し、気分も沈みがちになります。
一方、ささいなことに過度に反応し、対人関係に過敏になり、すぐに怒りっぽくなりがちです。
さらに、睡眠中には成長ホルモンが分泌されたり、免疫力が増強されて身体組織の修復が行われたり、日中の情報や記憶が整理・定着されることがわかってきていますが、不眠になるとこうした機能が不十分になり、身体の不調があらわれやすくなると考えられます。
参照元:http://www.kk-c.com/sinryo/fumin01.html
「不眠」については、一過性あるいは短期間のものであれば何とかなりますが、不眠が長期化している「不眠症」の状態になっている場合は、まずは早めに専門医に相談することをおすすめします。また、改善の選択肢として治験もおすすめします。
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