3月に入りスギ花粉の飛散が東北地方でも始まっているようです。
岩手県での花粉の飛散状況はどのようになっているのでしょう。
花粉の飛散について
岩手県の花粉飛散 例年比
昨年の花粉飛散は、全国的にヒノキ花粉の飛散量が多かったために、例年よりも多くの花粉飛散量となりました。
今年の岩手県の花粉飛散としましては、例年と比較すると、並(90〜110%)と予測されていますが、昨年比でいえば、やや少ない(70〜90%)となっております。しかし、風向きや気候により、日々の花粉量はかなり変わってきますので、雨の降った次の日や風の強い日などは、気をつけましょう。
岩手県の花粉の飛散
3月17日時点で岩手県内の各地域において、花粉飛散は少ないから、やや多いまで地域によりばらつきがあるようです。
岩手県内で花粉量がやや多いとされ注意が必要なのは、一関市と西和賀町。
また、3月4週目からスギ花粉量が増加すると予想されているために、その他の地域でも注意が必要です。
参考資料:岩手県の花粉飛散情報 2019(外部リンクに飛びます)
花粉飛散の予測方法と東北地方の予測
日本気象協会の花粉飛散の予測は、前シーズンの花粉飛散結果、気温予測などの気象データを元にしており、それに加え、全国各地の協力機関からの情報や、スギ、ヒノキの花芽の現地調査の結果などをふまえて予測しています。
今年の東北地方は、2018年の気温はかなり高かったものの、降水量、日照時間とも平年並みであり、スギ、ヒノキの発芽状況から、例年並みであるという予測がされています。
花粉の予防
3月から4月にかけて、子供達の春休みや入学式、新生活の始まりや会社の年度末行事もあり、外出する事が多くなると思います。
マスクをして、花粉を極力取り入れないようにするのはもちろんなのですが、衣服や洗濯物についた花粉をしっかり落とすことも念頭において、花粉症予防に努めましょう。
花粉症と口腔アレルギー
口腔アレルギー
花粉症の患者によく見られる、口腔アレルギー。
果実や野菜を食べた際に、口の中がイガイガしたりしませんか?
実は、これは食物内に、アレルギー反応を起こす花粉と共通するタンパクが含まれているときに引き起こす症状です。
口腔アレルギーかと思ったら
口腔アレルギーではないかなと思ったら、まず、専門医に相談しましょう。
どの食事でアレルギー反応が起きてしまったかも重要ですし、症状がひどい場合、めまいや湿疹等も起こり得ますので、抗アレルギー薬を携行することも大切です。