血糖値、あなたは正常?

血糖値を気にしたことはありますか?

IDF(国際糖尿病連合)の2017年のデータによると、世界に糖尿病患者は4億2500万人存在し、2045年には約7億人に増加すると予測されるそうです。

4億2500万人という数字は、なんと成人の11人に1人という割合で、その脅威が叫ばれています。

血糖値とは

血糖値とは、血液内のブドウ糖の濃度のこと。

血液100ml(1dl)の中に、どのくらいのブドウ糖が含まれているかを表しています。

低すぎると低血糖、高すぎると高血糖のリスクがあります。

食事で炭水化物が消化吸収されブドウ糖となり血液に入っていくため、血糖値は食前と食後で変化します。

通常であれば、食前の値は約70~100mg/dlの範囲です。

糖尿病情報センターによると、血糖値が70mg/dlより低い場合と、70mg/dlより高くても低血糖症状のある場合に、低血糖の可能性があるとしています。

また、空腹時血糖値(10時間以上絶食後の、早朝空腹時の血糖値)が126mg/dl以上の場合に、糖尿病の疑いがあるとしています。

空腹時血糖値

HbA1c(ヘモグロビンエーワーンシー)とは

糖尿病を測る数値として、血糖値の他にHbA1c(ヘモグロビンエーワーンシー)があります。

HbA1cとは、糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセントで表したものです。

血液中のブドウ糖が多いほどHbA1cの数値は高くなります。

HbA1c値を測ることにより、過去1~2か月の血糖コントロールの状態が把握できます。


血糖コントロール目標

目標 血糖正常化を目指す際の目標 合併症予防のための目標 治療強化が困難な際の目標
HbA1c(%) 6.0未満 7.0未満 8.0未満

参考資料:日本糖尿病学会編 糖尿病治療ガイド

血糖値を調べる方法

では、血糖値を調べるにはどのような方法があるのでしょうか。

まずは、病院に行く方法があります。

  • 内科
  • 内分泌代謝内科
  • 糖尿病内科
  • 糖尿病科
  • 糖尿病外来

で調べてもらうことができます。

もう一つは、自分で調べるという方法です。

病院に行かず、自分で血糖値を測るツールを、各社が開発しています。

糖尿病とは

血液中のブドウ糖の濃度が高くなり、糖を多く含む尿を排泄する病気。

ブドウ糖を体内に取り込み、体内に蓄え、エネルギー源として使うことができる状態にしてくれる「インスリン」が十分に働かないことで、血液内のブドウ糖が増えてしまう病気です。

このインスリンが少なくなったり、効きが悪くなったりすることによって、ブドウ糖をうまく血液中から体内に取り込めなくなり、血糖値が高い高血糖の状態が長く続くと、様々な病気や糖尿病合併症を引き起こします。

糖尿病には、「三大合併症」と呼ばれる重大な病気があります。


糖尿病網膜症 目の血管が詰まり視覚障害が発生。重症化すると失明することも。
糖尿病腎症 糖尿病が原因で腎臓の働きが悪くなる病気。透析になる場合も。
糖尿病神経障害 手足の感覚が麻痺する。最悪切断することも。

また血糖値がいちじるしく高い場合、それにより昏睡などの症状を引き起こすことがあります。


糖尿病のサイン

自分で気づかず、糖尿病予備軍になっている人たちがいます。

日本には、1000万人の「糖尿病の可能性を否定できない人」がいると言われています。

知らぬ間に忍び寄り、気づいた時に手遅れになってしまうことが多いことから、糖尿病は「サイレントキラー」と呼ばれています。

糖尿病のサインは、

    • よく喉が渇く
    • よく水を飲む
    • 疲れやすい
    • 尿の回数が多い
    • 皮膚が乾燥してかゆい
    • 目がかすむ
    • 皮膚の傷が治りにくい

などです。

肥満の人が多いイメージがありますが、やせている方でもかかる可能性はあります。

糖尿病の予防としては、「血糖値が高くならないようにする、血糖値を正常に保つ」ということが重要です。

そのためにはまず、食べすぎ・飲みすぎを控えることです。

食べ物が消化されブドウ糖になり、それが血液に入り血糖値が高くなるので、食べすぎ飲みすぎは、直接的に血糖値を高くする原因です。

食べすぎはダメなのですが、食事は3食きちんと食べることが重要です。

規則正しく食べて、寝る直前に食べることはやめましょう。

消化吸収にかかる3時間から逆算し、寝る3時間前には食べないようにしましょう。

また、運動をすることも糖尿病予防に大切です。

運動をすることにより、筋肉細胞内のブドウ糖がエネルギーになり燃焼されます。

ブドウ糖が燃焼されることにより、血糖値が下がります。

最後に、ストレスを溜めないことも重要です。

適度に休息を取り、充分な睡眠を確保するようにして、ストレスを溜めないようにしましょう。

 

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