4月に入り、一人暮らしや新生活を始めた方も多いのではないでしょうか?
外出もこの時期は多くなるかもしれませんね。
そこで、今回は島根県で行われているイベントの紹介をさせていただきます。
出雲市のイベント
島根県の中東部に位置し、山陰地方においては松江市、鳥取市に次ぐ人口数で、島根県中部の中心地となっている出雲。
観光地としては、出雲大社も有名で、実はいずもたいしゃという読み方は非公式なもので、公式にはいずもおおやしろと呼ぶことをご存知でしょうか?
神話、古墳でも有名な島根県。
島根県立古代出雲歴史博物館「古墳文化の珠玉 玉は語る出雲の煌めき」(4/26-6/27)では、古墳時代から始まったとされる、玉についての企画展が行われています。
荒神谷博物館では、「古代出雲の薬草再発見」(3/23-4/22)では、奈良時代にあたる733年(天平5年)に完成されたとされる、出雲国風土記に記された薬草を展示しています。
荒神谷博物館では海馬文様の展開~縄文時代後期の出雲ブランド~も現在、展示が行われていますので、合わせてご覧になるのはいかがでしょうか?
戦後の大衆文化を担い、昭和20-30年代に絶大の人気を誇り、後世に多大な影響を与えた国民的な絵物語作家である、山川惣治の生誕110周年を記念して、出雲市立平田本陣記念館にて山川惣治展(2/23-6/9)や、出雲科学館では、化石展 化石にタッチ!昔をウォッチ!(3/16-4/14)、島根県立宍道湖自然館 ゴビウスでは、Dr.ゴビィの生きもの健康診断(3/13-5/6)も行われています。
4月の島根県の美術館イベント
足立美術館では、日本画家のつながり 横山大観をめぐる人物相関図(3/1-5/31)が展示されています。
「生々流転」「夜桜」「紅葉」などを生み出した、日本画家の巨匠、横山大観。
東京美術学校に第1期生として入学し、日本美術院の創立にも参加した人物で、彼の交友関係を知ることで、その時代を生き抜いた画家についても深く知ることができる展示内容となっています。
島根県立美術館では、島根県出身の近世画家であり、諸国を遊歴し多くの門人を残したことでも有名な堀江友聲(ほりえゆうせい)の大回顧展。
開館20周年記念展 堀江友聲 ―京に挑んだ出雲の絵師(4/24-6/3)では、彼の作品紹介とともに、知られざる人物像も紹介される予定となっております。
島根県立石見美術館では、絵の見方がわからない人や、専門的な知識のない人たちでも、楽しめるような、島根県内にある優れた美術作品を〈点と線〉、〈かたち〉、〈色〉などのさまざまな要素からわかりやすく紐解く展示、・(てん)と-(せん)、いろ、かたち 島根の美術室(4/20-6/24)や、公益財団法人 絲原記念館では、絲原家に伝承する作品の中から春に関連する作品を展示した、春季企画展「春を待ちわびて」(3/14-6/2)も興味深いですね。
浜田市世界こども美術館創作活動館では、実際に見たり触ったり体験したりすることでアートなパズルの世界を堪能できるアートパズル展(3/28-5/26)が行われます。
世界各地の見た目も遊び方もまるで違う、様々なパズルが展示され、大人から子供まで楽しめる内容となっています。
4月の島根県での外出
歴史、神話で有名な島根県。
各地には、これらに由来した建造物もあり、パワースポットや縁結びとして有名な神社もあります。
国譲りにより、見えない世界を司る大国主命と出雲大社は神在月で全国の神々を出雲に迎え、稲佐の浜はオオクニヌシとアマテラスが遣わした使者であるタケミカヅチとが国譲りの交渉をした場として有名です。
この季節に一度、島根県の神話とそのゆかりの地を周遊して見てはいかがでしょうか?