桜は満開を迎えて、新社会人や真新しい制服をきた子供達の姿もちらほら。
今の時期、外出をお考えの方も多いのではないでしょうか?
そんな方向けに、今回は山口県で行われているイベントを紹介させていただきます。
桜が綺麗なイベント
山口県で桜のイベントとなると、まず思い浮かぶのが広島県との境に位置する岩国市の錦帯橋でしょう。
夜には出店も立ち並び、桜と錦帯橋、岩国城を眺めながらのお花見が可能。
4/29には錦帯橋祭りも行われ、五橋を当時の参勤交代に扮して、大名行列が行われます。
宇部市には桜の名所100選に選ばれたときわ公園。
ときわ公園には、家族で楽しめるスポーツ施設や、石炭記念館、植物ミュージアムからときわ動物園まであり、レジャーとしては最適の場所となっています。
萩市には、萩城跡地や東洋最小の火山とも言われる笠山も桜が綺麗で有名ですね。
防府市の防府天満宮や毛利氏庭園もこの時期はソメイヨシノが綺麗に咲誇り、川桜では、下松市の切子川沿いや、山口市の一の坂川、錦帯橋へと続く錦川も見所を迎えております。
4月の山口市のイベント
4/6.7には山口市の湯田温泉白狐祭りが行われます。
今から600年前の室町時代、一匹の白狐が毎晩、池に浸かりに来ていました。
それをとある住職が不思議に思い、その池の水を掬ってみるとほのかに暖かく、そこを掘り返してできたのが湯田温泉と言われており、この祭りは、湯田温泉のシンボルである白狐に感謝するというお祭りなんです。
山口オクトーバーフェスト(4/26〜5/6)では、山口市の中央公園にて、本場のドイツのビールがとグルメが堪能できます。
日本では珍しい、様々な種類のビールが楽しめます。
オクトーバーフェストは、ドイツのミュンヘン発祥のお祭りで、新しいビールの醸造シーズンがやってきたことをお祝いするお祭りです。
山口県立美術館では、日本の「発明品」である扇の魅力を紹介する、山口県立美術館開館40周年記念 扇の国、日本の国(3/20〜5/6)の展示が催されています。
扇とは、元来軽い扉を意味する感じでしたが、そこから派生して、現在のうちわという意味になり、古くは紀元前に中国で使用されていました。
しかし、今のように木の軸を使用して、紙を折りたたんで使用する扇子を開発したのは、日本だと言われています。
また、山口県立山口博物館では、地球が誕生してから46億年の中で、三葉虫やアンモナイトが登場するカンブリア紀(約5億6000万年前)よりも以前の歴史を、普段目にすることができない、大陸の岩石標本と風景写真を元に体感することができます。
その他山口県のイベント
萩市では、萩博物館にて日本ジオパーク認定記念特別展「描かれた萩の大地―絵図にかくされた大地と人の物語―」(3/16〜5/12)にて萩の大地と人との関わりを読み解く展示が行われています。
萩には世界遺産に登録された反射炉や、松下村塾もあり、幕末、明治維新にかけて活躍した志士たちを数多く輩出した土地でもありますので、この機会に世界遺産を周回してみるのはいかがでしょうか?
また、下関市では、源平の最後の戦いとなった壇ノ浦での戦いを紙芝居で読みか聞かせてくれる、歴史体感 紙芝居「壇之浦合戦絵巻」(4/1〜6/30)が行われています。
アースデイ関門2019(4/20.21)と銘打って、自然のことを考えるというテーマでおこなわれるお祭りもあります。
近くには唐戸市場もあり、川棚まで行けば、瓦そばや温泉も有名です。
ぜひ一度、自然と歴史に溢れた山口県においでくださいませ。