治験の負担軽減費にかかる税金

治験の負担軽減費について

治験に参加すると、治験参加者に金銭の支払いがあります。

このお金のことは「負担軽減費」と呼ばれます。

金銭の支払いが有るので、それを「アルバイト代」と言う方がいますが、これは誤りです。

今回はそんな「負担軽減費」について説明していきます。

負担軽減費と呼ばれる理由

治験に参加すると、実施する医療機関までの交通費がかかったり、治験参加の為に学校や仕事を休んだり、時間とお金がかかることがあります。

そういった負担を軽減する目的で支払われることから、「負担軽減費」と呼ばれます。

アルバイトはアルバイト代を貰う代わりに労働をする義務がありますが、治験はあくまでもボランティアなので、本人の自由意思での参加になります。

その為、「負担軽減費」と「アルバイト代」は全く別物になります。

負担軽減費と税金

一般的には副収入の合計が年間で20万円を超えると税金がかかってきます。

「負担軽減費」は副収入としてみなされるので、負担軽減費を含めた全ての副収入が年間で20万円を超えた場合は、自分で納税の手続き(確定申告)を済まさなければなりません。

通常の通院試験は年間20万に収まるケースが多いかと思いますが、長期の入院試験などは20万を超えるケースも多々あるので注意が必要です。

確定申告とは

確定申告とは、納税義務者が前年1月1日~12月31日までの1年間の所得(給与など)を申告し、納税する制度のことです。

もし確定申告をしなくてはいけなかったのにしなかった場合、脱税となり罰則が与えられることもあります。

支払い回数と方法

治験によって異なりますが、主に回数は一括支払いか分割支払い、方法は手渡しか振込となります。

事前健診(治験参加の可否を決める事前の健康診断)の負担軽減費は、その場で手渡しされるケースが主流です。

一括手渡し⇒全日程終了後、その場で手渡しされる。

一括振込⇒全日程終了後、指定の口座へ振込される。

分割手渡し⇒入院・通院の度に分割で手渡しされる。

分割振込→⇒入院・通院の度に分割で指定の口座へ振込される。

※参加する施設や試験の種類によって異なりますので、詳しくは参加する際に問い合わせて下さい。

負担軽減費の相場

施設や試験に異なりますが、おおよそ事前健診の負担軽減費は2,000~3,000円程度、治験参加になると1回の通院で7,000~10,000円、入院に関しては1泊1~2万が相場です。

※治験はアルバイトでなくボランティア活動なので、金銭を目的に誘導してはいけないというルールがあります。

その為、初めは負担軽減費の詳細を教えてもらえないこともあります。

支払う費用

治験を実施する医療機関までの交通費は、基本的には治験に参加する方が負担します。

また、保険診療で治験実施をするケースが多いので、参加する治験によっては検査費用がかかる場合もあります。

治験に参加すると負担軽減費の支払いがあるため、負担なく治験に参加する事ができますが、場合によっては足が出てしまうこともあります。

治験はあくまでも「アルバイト」ではなく「ボランティア」なので、そう言った背景も充分考慮しながら、参加するかしないかを決めてみて下さい。

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