【症状】
慢性的に過度の不安や心配が付きまとうのが特徴で、数々の精神的・身体的症状を伴う。
精神症状としては、不安・過敏・緊張・焦燥・イライラ・集中困難などがあり、身体症状としては、動悸・頻脈・息切れ・呼吸困難・頭痛・腹痛・下痢・めまい・頻尿・不眠などが見られる。
症状の出方が強烈なため、発作が出た状況や空間を怖がり、行動範囲が狭くなって社会適応がうまくいかなくなることもある。
【原因】
環境の変化や日常的なストレスなど、精神的な原因があることもあるが、ないこともあるので原因ははっきりと分かっていない。ただ、もともと不安や緊張が表情などに表れやすい人が発症しやすく、男性よりは女性がなりやすいと言われている。
【対処方法】
薬物療法と精神療法がある。薬物療法としては、抗不安薬を一定期間服用する。精神療法としては、カウンセリング・行動療法・精神分析療法などがあり、自分で行うリラクゼーション法を習得してセルフコントロールに努めることも重要である。
