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むずむず脚症候群

【症状】

むずむず脚症候群の患者数は200万人にものぼるといわれており40歳以上の中高年に発症の偏りが見られる。女性の発症が比較的多く、不眠症患者の10人に1人がむずむず脚症候群であるといわれている。
むずむず脚症候群は、別名レストレッグス症候群・下肢静止不能症候群とも呼ばれている。 症状は、安静時、特に夕方以降に脚に触っていないと耐えられないような、不快感を感じる。 不快感の症状は、個人差があるが、「ミミズが這うような感じ」や、「ピンでなぞられるような感じ」の不快感が発症する。 さらにこれらの不快症状が夕方から夜間に現れることで不快感で眠れなくなり、睡眠障害を併発させるケースが多い。 この症状が進行すると、睡眠障害からうつ病を発症させ、自殺を図るケースもあるといわれている。

【原因】

むずむず脚症候群の原因は、いまだ全容解明されていないが、ドーパミンの機能低下が関係しているという説が一番有力である。 他にも、中枢神経の鉄分不足によって代謝異常が発生することと考えられている。

【対処方法】

原因となる疾患がある場合にはその治療と生活スタイルの改善が必要である。 具体的には、 ・カフェイン(コーヒー・紅茶)などの摂取の制限。 ・就寝前に軽めの運動、ストレッチやマッサージ。 などがある。

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