《略称》HDL-C…(善玉コレステロール / High Density Lipoprotein Cholesterolの略)
【基準値】 40~119(mg/dl)
血中に含まれるHDLコレステロールの量を表します。HDLコレステロールは脂質異常症の診断基準の一つとなります(脂質異常症診断基準)。HDLコレステロールは、余ったコレステロールを肝臓に運ぶ働きや、血管についたコレステロールを除去する働きをします。
HDLコレステロールが高値となる原因として、HDL中のコレステロールを他にうまく渡すことができないCETP欠損症や、HDL中の中性脂肪がうまく分解されない肝性リパーゼ欠損症などが考えられます。
主な関連疾患・症状:なし
HDLコレステロールが低値となる原因として、脂質の過剰摂取・肥満・喫煙などの生活習慣が考えられます。血管にへばりついたコレステロールを除去する働きが少なくなるので、動脈硬化を引き起こす原因となります。
主な関連疾患・症状:脂質異常症
【注】こちらの基準値は日本人間ドック学会の基準値を参考にしています。検査会社によって若干基準値の範囲が異なる場合もあれば、体質の個人差などから基準値内だから絶対安心と言えないケースもあります。また考えられる疾患例についてはあくまで目安です。気になる症状がある場合は医療機関にかかることをお勧めします。